今回はLGBTQがなぜ「霊的」な問題なのかを探り「地上の神」との関係性も考えていきます。


とは言ってもLGBTQには「物質的」な原因もあります。
 

※「物質的」とは「霊的」の反対の意味として使用しています。
 

物質的な原因とは、遺伝子の損傷や栄養学など、医学の多角的な問題をはらんでおり、一概に原因を特定することは難しいところです。
 

しかし、これもファーマキア(魔術)に成り下がった現代西洋医学(ロスチャイルド&ロックフェラー系医学)によって意図的に原因が特定できないようにされていることなので、物質的な面と言うよりは、十分過ぎるほど霊的な面を含有している問題です。
 

ですが、今回は特に霊的な側面だけを取り上げて書いていきます。
 

それではなぜ、霊的な悪影響からLGBTQが発生してしまうのでしょうか?
 

もちろん聖書で神が忌むべきものだと禁じていることだからというのは当然のこととして、ここにはちゃんと方程式が存在しています。
 

この方程式を理解しておかないと、ただ聖書に反しているから反対、そして当事者と対立していくといった分断の構図が出来上がり、不毛な争いが生まれるだけです。
 

先ず、聖書を持っている方は旧約聖書の創世記3章を全体的に読み直していただきたいのですが、無くても大丈夫です。
 

創世記3章1節を引用いたします。

さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、蛇が最も狡猾であった。

聖書の知識がない方のために説明しておくと、ここに登場する「蛇」「悪魔」であり「サタン」(敵・告発者)と呼ばれている元大天使長「堕天使ルシファー」です。
 

そして、この蛇に人類最初の人であった「アダム」と、その妻「エバ」が騙される前までは、この地上世界の支配権はアダムとエバ(人類)に与えられていました。
 

しかし、アダムとエバが騙された結果として地上世界の支配権は蛇であるサタンに奪われてしまったのです。
 

ニューエイジやスピリチュアルを少しかじった人でも、ほとんどがこの認識を持っていません。


認めたくはないかもしれませんが、残念ながら今も昔もこの地上世界の支配者は「サタン」(悪魔)なのです。


サタンは神に成り代わって神になろうと試みて天から落とされた者であり、自らも神のように崇拝されたいと願う者です。
 

我々が今も暮らしているこの地上は、真の神を礼拝するエデンの園ではなく、偽りの神、悪魔であるサタンを崇拝する世界になっているのです。
 

ですから、極端な話を言ってしまえば、この世での成功を偶像に祈り求める者は全員が「悪魔崇拝者」ということになります。
 

※ここにいち早く気付くことが一番重要です。
 

また、「神々」というのも「堕天使」のことです。
 

サタンは天の三分の一の軍勢を引き連れて地上に投げ落とされました。
 

この軍勢とは、元々は天使だった霊的な者たちです。
 

この堕天使たちは人間に様々な知識や技術を教えることによって神々として崇められ、ノアの大洪水前の時代では人間の女性を娶って巨人(ネフェリム)を産ませたりしました。
 

この巨人たちは、地底の奥深くに逃れた比較的小型の巨人以外は大洪水で殲滅されていますが、死んだ後も神の霊を持たない彼らの霊は行き場がなく、悪霊となって今も地上世界で彷徨いながら、自分の生みの親である堕天使に付き従っているのです。

それでは全知全能の神はどこへ行ってしまったのでしょうか?
 

神はなぜ悪魔に地上の支配権を渡したまま、今も野放しにしているのでしょうか?
 

私のブログでは何度も書いてきたことですが、これは人間に「選択の自由」が与えられているからです。
 

ここでは詳しく解説しませんが、選択の自由がなければ人間はただのロボットか神の操り人形になってしまいます。
 

はた迷惑な話ですが、最初の人類であるアダムとエバが我々を代表して神に反逆した結果、地上の支配権はサタンに奪われ、その影響が子々孫々にも及んでいる状態なのです。

創世記3章に話を戻しますと、蛇に騙されたのは一体誰だったでしょうか?
 

ここではアダムの妻であるエバが一人でいるときに騙されています。
 

そして神から食べることを禁じられていた善悪を知る木の実を食べてしまうのです。
 

この善悪を知る木の実は、ある意味「知恵の実」とも言い換えることができます。
 

太古の呪術者たちはこの場面を読んで、この地上世界での繁栄を勝ち取るには、人類に知恵をもたらした「蛇」(地上の神=サタン=悪魔)を崇拝しなければならないと曲解するようになってしまうのです。
 

この曲解は徐々に世界中を席巻するようになり、結果的に様々な風土、文化、民族性に合った宗教や思想・哲学が各地に数多く生まれることになります。
 

※サタンが地上の神=悪魔だからといって、純粋な悪魔崇拝を世界中に広めても受け入れられるとは限りません。そこで狡猾なサタンは人間の良心を満足させるよう道徳的な「宗教」を作り出し、人々が真の神に導かれることがないよう、よくできた偶像を民衆に与えることによって人心を操作しているのです。
 

続けて呪術者たちは、エバという女性が最初に蛇からコンタクトされたことにも注目し、地上の神の神託を受け取るのは「女性」の役目であると考えるようになっていきます。
 

事実、蛇はエバの夫であるアダムには声をかけていません。
 

もちろん男性がやることもあるのですが、これが「シャーマニズム」の原点です。
 

「巫女」などの「かんなぎ」がそれです。
 

日本でも恐山の「イタコ」や沖縄の「ユタ」は女性が中心ですね。
 

海外にも口寄せや自動筆記の文化はありますが、それを生業にしていた代表格が「魔女」と呼ばれた者たちだったと言えるでしょう。
 

そして、これらを更に発展させていったものが「女神信仰」です。
 

手っ取り早く女性を神格化してしまおうと考えたのです。
 

昔は女性の社会的地位が低かったので、女神信仰や地母神への信仰は多くの女性にも受け入れられて、様々な女神が発明されました。
 

多くの男性も、恐ろしい男の神よりは優しくて美しい女神を好んで信仰の対象にしていきました。
 

何よりも子供を産んで母乳で育てることができるのは神秘的な女性の特権であり、母親の尊い役目です。
 

思えば天使や悪魔にすら存在しない子孫を残す事ができるという能力は、男性よりも神格化しやすい存在だったのでしょう。
 

サタンはこのような「女性の神格化」の流れを作り出したばかりでなく、人間の霊的な飢え渇きの中に「女性に対する強烈な羨望」を植え付けていきました。
 

昔から我々人間の潜在意識には、現世的な繁栄をもたらす地上の神と繋がるためには女性を介さなければならず、女性を通してでなければ神託である霊的な知恵を授かることはできないという間違ったプログラム(バグ)が走っているのです。
 

※各宗教やオカルトに見られるセックスを呪術に用いた秘技はここから派生しました。
 

また、サタンは自分の姿を幻によって呪術者へ見せたとき「両性具有」としてその姿を現しました。
 

これは元々性別など関係なかった霊的存在のサタンが、人間の存在自体を貶めるためにとった姿にすぎません。
 

そして、サタンの霊を受けている人間は、この地上世界での成功を強く望むようになると、サタンと同じ思考へと辿り着きます。これが悪魔に「魂を売る」という行為です。
 

つまり「自分も神のようになれる」「自分こそが神なのだ」と信じている者は皆、遅かれ早かれ最終的にこの地上の神であるサタンが持つ性質である「両性具有」を目指すようになっていくのです。
 

多くの場合、真の神や天使は男性形で描かれます。もしくは中性的です。
 

これは男尊女卑ということではなく、神が人類を創造するまで性別という概念は霊的世界に存在していなかったからです。
 

堕天した天使たちは地上にいる女性の姿を見て非常に美しいと思い、彼女たちを使って自分の子孫を残せるということに大きな魅力を感じ、平安だった神の元を去ってでも地上の女性を娶ると決断したくらい、彼らにとっての女性とは、とんでもなく特別な存在だったのです。
 

そんな特別だった女性を「神格化」することによって「女性に対する強烈な羨望」を生み出し、地上の神=悪魔の性質である「両性具有」をあたかも本当の神の性質であるかのように錯覚させる。この性が倒錯した霊を受けてしまうこと、それがLGBTQを生み出している霊的な根本原因なのです。
 

同性愛も必ずどちらか一方が女性の役割を演じており、時と場合によってそれはお互い同士で入れ替わっています。これも「両性具有」という悪魔の性質を反映しているにすぎないのです。
 

自分の欲望を満たすために地上世界での成功を願う者は、どんな小さな願いであれ、真の神ではなく、地上の神を礼拝する悪魔崇拝者となり、その悪魔と同じ性質をその身に宿すことになります。


もちろん悪魔の性質は「両性具有」や子孫を残せる女性を羨む欲望だけに限定されるわけではありません。
 

足るを知ることがない貪欲・狡猾・傲慢・残忍・欺瞞・憤怒・殺戮・嫉妬・淫蕩・卑猥・怠惰・愚鈍…まだまだありそうですが、これら全てが悪魔の性質であり、全ての人間はこの性質を必ず持っています。
 

LGBTQに限らず、残忍さが際立ってしまえば人の命を軽んじる者になりますし、酒や異性に現を抜かせば淫蕩にふける者と呼ばれます。
 

何が自分を突き動かしているのか?小さな衝動の違いだけで、誰しもが悪魔の子であり、写し鏡のように地上の神=悪魔の性質を反映する者なのです。
 

終末を迎えた現在は、フェミニズム運動や歪んだ多様性の容認、性に対する偽りの寛容さがサタンに利用されてLGBTQという性の倒錯が目立っているにすぎません。
 

それよりもこの壊れた世界では、人の命を虫ケラ以下にしか考えていない狂人たちが、地上の神から権力を与えられて国を動かしています。
 

こちらの方がより深刻と言えますが、今後も終末の様相は全てが同時多発的に起こっていくことになるでしょう。
 

読者のみなさんも、女性に対する間違った憧れや両性具有を持つ地上の神である悪魔の性質に引っ張られないように注意してください。


我々人間は、神に最初から与えられている性を全うして生きていくだけです。
 

ただそれだけです。

それ以上でもそれ以下でもありません。
 

ちなみに悪魔に悪魔特有の性質があるのですから、神には神の御性質があります。
 

それは「聖」であり「義」であり「愛」です。
 

また、喜び・平和・平安・寛容・慈悲・善意・親切・忠実・柔和・自制・節制・謙遜・誠実・公正…このようなものです。
 

同性愛者にも「愛」があるじゃないかと反論されそうですが、その愛は「エロス」です。
 

もしくは「フィレオー」であり、「アガペー」ではありません。
 

「エロス」は価値ある者を愛する愛であり、肉欲を含みます。
 

「フィレオー」は自分と似ている者を愛する愛であり、例えるなら親兄弟、子供や孫を愛する愛です。
 

「アガペー」は神が人間を価値ある者として御自分の似姿へと創り変える愛であり、無償の愛です。
 

LGBTQに「アガペー」は存在しません。
 

断言できますが、LGBTQは「エロス」であり、肉欲です。
 

反論されても困りますが、無いものは無いのです。
 

天の神が与えてくださる「アガペー」以外の愛は、悪魔にだって作ることができるものだからです。


さて、長々と脱線しながら書いてしまいましたが、LGBTQの構造はご理解いただけたでしょうか?
 

ご紹介した分析は難解なものですが、いつの時代でも地上の神=悪魔は女性をターゲットにしています。
 

悪魔たちは女性が大好きですが、時として「魔女狩り」などの極端な行動に出て女性に対し攻撃的になります。
 

今は終末ですので、不妊女性の増加や知的障害を持って生まれてくる子供が多いことから、今までとは違ったやり方で女性が攻撃されています。
 

悪魔たちは自分の子孫を残すことができなくなり、また、自分たちに残されている時間が短いことを知って焦っているのです。
 

彼らの攻撃方法は多岐にわたるものですから、ぜひ聖書の御言葉を読んで警戒なさってください。
 

できることであれば、イエス・キリストを我々に与えてくださった天の神の「アガペー」を受け取り、自分の内で死んでいる霊を新生していただきましょう。
 

我々を地上の神から断ち切り、天の神の子としてくださるのは聖書にある真の神をおいて他に存在しません。
 

あと、同じクリスチャンである兄弟姉妹の方々にもお願いがあります。
 

ただの人間の「女性」であるマリアを聖母と呼びながら仲介者として立てるのは危険なことです。今すぐにでもカトリック教からは走って逃げてください。


女性を神格化することはサタンの欺瞞であると説明してきた通りです。
 

間違った霊を受けないよう、真実を神に祈り求めてください。
 

ユダヤ教やイスラム教、厳格な一部のキリスト教が今でも霊的指導者の立場に女性が立つことを許していないのは、生理が来る女性が不浄で弱いからなのではなく、悪意を持った霊的な存在から常に狙われているからなのです。
 

だからこそ男性が守るべき存在は女性なのです。
 

男性には男性の、女性には女性の役割があり、それぞれ違った賜物(才能)があって当然のことです。
 

これは差別ではなく、ただの区別です。
 

神から与えられている自分の領分を守ることは平安を生みます。
 

神の平安が読者の皆さんにもありますよう、イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。
 

ありがとうございました。
 

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