白いものではいられなくなった

白いものではいられなくなった

どんなに強く

強く願おうとも



それでもまだ

清くいようとするのは

なぜなんだろう

何のためなんだろう



僕は変わって

あなたは変わってしまった

形は意味を成さず

ただいびつに重なり合うだけ



もうその目を

見つめ合うこともなく

ただ何かが

決定的に変わってしまった



いま在るのは

あなたと僕で

もう「僕ら」ではない

そんな二人だ

息もできないくらいの何かで

足りないものを埋めて

わかったような気になっていた



どんなに遠くまで来たって

分不相応に変わりはなく

僕はまだこんな程度だ



大人になったけど

大人になんかなれはしない

なんにも変わってはいないんだ



全然違うものに成って

全然違うって気付いた

埋めてたものが崩れても



でも君は

もう遅いって笑うかな

全然違うままでいるのかな



もう一度やりなおすには

手遅れ過ぎるかもしれないけれど

それでも

ああ愛は

こうやって溢れてくるのだ

知らなかった



知らなかった世界を

君が

この僕に痛いほど

たくさんの涙が流れて

たくさんの羽根が開いた



星はこんなにも瞬くけれど

僕の胸には落ちてこない



どうやったって

どうなったって



そうして枯れてゆく

心はどこへ行くのだろう



ただひとつ

あなたが幸せなら
がんばれなんて言わない

一緒だなんて言わない

苦しくて泣いているときは

何も言わず

その背中に触れよう



僕にはわからないし

伝えるべきことなんて

たいした意味などないのだ

視界の隅っこに映る程度に

離れない距離でいよう



約束はしない

守るなんて言わない

できることはするけれど

あなたが望む範囲にしよう



つらくはない?

世界は綺麗だよ

空は美しくて

笑えることは

涙が出るほど素敵なことだ



閉じられたあなたが

いつかそのことを

改めて思い出すまで

ここにいること

それだけは許してね
まるで世界が

僕を恨んでいるように

小さなものまで破壊してゆく



太刀打ちなんてできないくらいに

強く、あっという間のことで

何もできない悲しさに沈められていく



こんな時に神様

あなたのことを思うのは

愚かなことでしょうか



どんな願いだって

聞こえない時もある

それが、人だ。



強くいられないことは

とても悲しいこと



だけど今はよしておくれ

自分の力で立ち上がるまで

もう少し、今のままで。

とおい。

とおい。



言葉はうまく伝わらない。

たとえどこまで行こうとも。



想いはすべて

泡と化すのか。



苦しみが続いても

僕の想いは伝わらない。



沈みたくても

まわりがそれを許してくれない。



隣人はいなくなった。

世界はとても静かだというのに

世間はそれを許してくれない。



せめて雨で

この耳を塞いでよ。

こんばんは。


だいぶ暖かくなってきましたね。


千暁です。


都内へ転居するのと、無職になったのがほぼ同時期で、季節をひとつゆうに超してしまいました。


こんなに休むのは久しぶり。


諸事情で退職になりましたが、夏前に同じ職場に戻れればいいな、といったようなのんきな状態で今はのんびりと過ごしています。


のんきついでに1週間ほど断食してみました。


初めて挑戦してみたのですが、一人でいると食に対して執着が薄くなるようで、対して苦しむことなく1週間を無事に終えてしまいました。


うーん、いいんだか悪いんだか。





地震の影響もあり、夜はすっかり眠れなくなってしまいました。


でも昨日の地震の時は外にいて、なぜか揺れを感じませんでした。


その点はよかったといえばよかったのですが。


また被災地に影響があり、そのことだけが気がかりです。


早く落ち着いてほしいものだと願うばかりです。





外は桜が満開ですね。


以前住んでいたところは目の前に桜の木がたくさんある公園があったので、春は否応なく季節感にまみれていたのですが、今はテレビの中でしか桜を味わえていません。




あれ?


なんか病んでる?


何もないと、自分のすべてがフラットになっているようで、時々怖くなります。


やっぱり仕事は大事だね。

支援物資、東京都が受付してますね。


今のとこは都民に限っているようですが。


各都道府県も始まってくれるといいけど。


実家のある某県では、被災して間もなく県民から物資提供の申し出が県に殺到したそうですが、「被災地には食料等充分にあるので必要ありません」と断わっていたそうです。


聞き間違いだと信じたい…。





とりあえず、できるのはこういうことくらいなので買い占められなさそうなものに限ってですが(他の人も買えるように)、買ってきました。


2、3日中に送ろうかと思います。





ちなみに、


1.赤ちゃん用品

   熱さまシート
   紙おむつ(新生児S、M、L、ビッグサイズ)
   おしり拭き
   ベビーローション 
   ベビーオイル等

※授乳パッド・だっこひも・離乳食なども可

2.高齢者用品

   大人用紙おむつ
   介護用ウェットシート
   介護食用とろみ剤等

※入れ歯洗浄剤なども可

3.生活用品

   コンタクトのケア用品(洗浄液、コンタクトケース)
   使い捨てカイロ
   生理用品
   紙コップ
   サランラップ等

※割り箸・歯ブラシ・紙皿やプラカップ・スプーン・歯磨き粉・歯ブラシ・アルミホイル・マスク・シャンプー・リンス・ボディソープ・固形石鹸なども可
※基礎化粧品等は受け付けていない

4.飲料水

※水・お茶・炭酸の入っていないジュース



が受付対象とのことです。いずれも未開封限定とのこと。


「※」については直接救援物資受付コールセンターに確認したもので、口頭の案内を覚えている限り載せているので、ほかにもあるかもしれません。


僕は化粧水等は案外盲点ではないのかと気になって確認しましたが、受け付けは行っていないようです。


化粧品の会社等が物資提供しているといいけど。





東京都内からの物資提供のみしか受け付けていないので、他県の方で物資提供を考えている方は参考にならなくてすみません。


でも都内の方は参考にしていただけると幸いです。





僕は今日にでも持っていこうと思っていたのですが、混乱等が起こる可能性もあるのでしょう、配送を推奨しているようです。


輸送にガソリンが消費されてしまうので、受付場所の近隣の方は持ち込んだほうがいいかもしれませんが、そこそこかかる方は担当者さんの対応も幾分か楽になるかと思うので配送にしたほうがいいのではないのでしょうか。


ご近所でも同じ気持ちの方がいれば一緒に送るのもいいですね。


参考に

1.宅配便による場合

・物資をダンボール箱に詰め、お名前、住所、電話番号、品名、数量等を記載した用紙を箱に入れ、
受付場所
東京都庁第二本庁舎1階中央「東北地方太平洋沖地震救援物資」受付窓口
 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
までお送りください。
・箱には「東京都救援物資在中」と表記してください。
・恐れ入りますが、送料はご提供者の負担となります。

2.持参による場合
・受付場所
東京都庁第二本庁舎1階中央「東北地方太平洋沖地震救援物資」受付窓口
 〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
へ直接お持ち込みください。


とのことです。


宅配便利用の方には下記URLに「救援物資申込書」という印刷資料がありますが、手書きで内容がわかるよう記載されていれば用紙は必須ではないようです。


企業などはまた窓口が別になるようなので、
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/03/20l3hd00.htm
を参考いただければいいかと思います。


隅っこで時々しか書いてない僕の記事など見る方は少ないと思いますが、覚書の意味も踏まえて書いておきます。



福島県民の親族がいる友人から、福島は原発関連の影響で物資そのものが来ず、かなり厳しい状況と聞きました。


危険が伴いかねないため安易なことは言えないけれど、できるかぎりまんべんなく被災者が不自由の少ない状況へ至るよう望みます。





今日もひとり、男の人が救出されたそうです。


かなり衰弱されているとのことなので予断は許しませんが、それでも良かったと思います。


きっとまだまだ生きている人はいると信じたい。


厳しい中たくさんの人ががんばっています。


ボランティアの知識も何もない僕はできることなどわずかですが、それでもできることはあるはずです。


一人でも多くの人が、一刻も早く救われるよう祈ります。

未曾有の大地震からもうすぐ一週間。


僕の住んでいる地区は停電の対象ではありません。


停電による交通や企業、首都機能の混乱などを想定して、そのようにしているのでしょう。


もちろん、郊外にも企業はたくさんあるし車も走っている。


都内だけが特別じゃないのはよくわかります。


外に出れば、普通の企業ビルから見える天井は煌々と明かりがつき、スーパーに行けば不要に物資が品切れしている。


郊外の友人は、都内が停電しないのだったら、都内に原発作ればいい、と言います。


自分たちの地区が停電することに、予約してた○○に行けない、楽しい○○ができないというグチをつぶやきます。


彼らの親戚は、メディアで常に取り上げられる地区で被害なく暮らしています。


被害の大きい地も大切だけど、僕はメディアがほったらかしにしている地区についても情報を出して欲しいと思っています。


彼らにそう言っても、聞こえないふりで軽く無視していきました。


なぜ長野方面の地震の被災状況を目にすることが少ないのでしょうか。


茨城も甚大な被害を受けているというのに。


無事な地域は資源を買い占めて、残り少ない冬を引きこもって越冬するかのように過ごしている。


実家のある西日本でさえそういう事態が起こっている場所もあるようです。


聞けば、被害のなかった被災地の住人も、食べ物もあり住める家をあえて出て、避難所の炊き出しにありついてると言います。



家と、財産と、大事な人を失った人たちは
「自分たちは大丈夫です」
「避難所にいられるだけましです」
「自分たちは命が助かったからまだましです」
と言っている。


持つものが少ない人ほど、他人を思いやっているように見える。


虚無感でいっぱいです。





とはいえ僕にできることは少なく。


電気を消し、水を節約し、ごはんや使う物はその日の分や必要最低限だけ買いに行きます。


あとは少しの募金。


他人から見たら、そんなの甘いと言われるでしょう。


その通りです。


でも、


もう何も言わないようにしようと思いました。


エゴイズムを見ず、聞かず、言わない。


できることをやる。


それだけにしようと思いました。





危険な中発電所の暴走を止めようと頑張っている人々。


手を取り合ってふんばっている被災者。


その人たちだけを見ます。