ランクルに社外アルミホイルを取り付けている場合

ナットをそれなりに締めた状態でもこんなにセンターが出ない

  

   

   

   

  

このままインパクトでナットを締めていくと

ランクルの重たいタイヤが楽々と持ち上がってセンターが出るはずもなく

微妙なセンターのズレとホイルのテーパー部に高負荷がかかり

痛んでいく

 

よく負荷がかかるという心配で相談があるけれど

エンジンもギア部も負荷ありきの設計なので気にしない

 

でもホイルとナットは物理的に異常な重量がかかりだんだんと傷ついていく

   

   

  

   

  

異常な削れがホイールがハブのセンターに取り付けられることを拒みかねない

そうなればハンドルがブレたりナットが緩む原因の一つとなる

    

ホイルがセンターに装着されるとナットが一番奥で締まる

ほんの少しセンターがズレると最短距離でナットが締まらない

ドライバーをしているとハンドルのブレやナットの緩みは気になるが

サラリーマン整備士はあまり気にしない

走る立場にならないと気にならないことは無視して作業されがちである

  

当社と言うより私はソケットレンチは手も持つ

それでナットを手で回してホイルに当たるとそれ以上締めない

レンチでタイヤを上げて軽く回る分だけ締める

回転方向のセンターも必要なのでタイヤを回転させる

  

違った位置でタイヤを上げたりしながらまたナットを手で締め

タイヤを回して締める

そうして手で締まらなくなるまでその作業を繰り返す

   

テーパーナットでセンターを出すには限界がある

ホイルを傷めるとそもそもセンターが精密に出なくなる

  

気が済むまで手で締めているとホイルもナットも痛まずに

ホイルのセンターが維持されることへと繋がる

  

ハブの大きさに合った専用ホイル=純正ホイルは

ナットを取り外してもホイルは内側から強く叩かないと外れない

社外ホイルにはその環境にないので取付は慎重に行うべき

  

トルクレンチで締めようがセンターがズレていると完全ではない

さらにはナットは消耗品でねじ部も痛む

ハブボルトが痛む前に交換すべきもの

  

私は手でナットの重たさで取り外すときにデータを収集する

ダイスで修正したりナットを交換するなりで改善させる

そんな課程を経て手で最後まで締めていく

たかがタイヤホイルだけれど重要なもの

  

初めてのお客様のランクルに付いていたナット

ハンドルが振るという相談もあったので注意はしていたけれど

このような問題外のナットは日本に一台とは思えない

    

  

   

  

   

  

ドレスアップも良いけれど

基本は大切にしないと車としての機能はゼロになります