実は昨年からテストを行って製作していたものがあります

今さら?となりそうな部品ですが

現在の四駆の市場で物足りないものでした

  

写真はランクル80のブレーキパッドです

オリジナルサスペンションに合わせた赤色です

 

   

  

PROTIXブレーキパッドがあった頃はただ購入していれば良かったのですが

今ではブレーキが効くことよりもダストや耐久性に重点を置くと売れるのか

そんなブレーキパッドしか選択できないようにほぼなっているのが現実でした

  

理想はPROTIX101の効き初めのタッチの感触で

あくまでも初期に効きすぎないぐらいが運転しやすいので

効くのだけれど普通によく効く感じでスタートです

 

ランクル80フロント

 

   

 

そして強く踏むとエボ改のようなしっかりとした効きが欲しくて

数種類をテストして制作してもらっています

  

あったらいいなではなく

ほんの数年前までは普通にあったブレーキパッドが

入手できない不満足感のモヤモヤを何とかしたくて制作となりました

  

安全に走るためにもブレーキの効きは普通に重要です

また速く走るにもブレーキコントロールは大きなアイテムです

  

  

  

部品の販売が会社の主な事業ではないので

四駆全車種の在庫を大量に持っているわけではありませんが

注文を頂いたら通常1~2週間で入荷します

  

あの頃の効きが欲しい方はご相談ください

 

 

 

お客様に譲ってもらったランクル100をご紹介

内外装ともになかなかキレイです

  

2インチアップでラグナのOxガンメタが装着されています

 

    

  

タイヤサイズは285/75R16で定番サイズ

 

    

  

リアビューはランクル100だけではなく

他のランクルと比較しても美しく感じるスタイル

  

   

 

運転席付近です

 

  

 

ステップ部やドアの内張りまでシグナスの純正パーツに交換されています

  

   

 

本革のシワも気ならない程度

  

    

 

センターコンソールもマルチを外して取り付け

フロントパネルもシグナスに交換

 

   

 

いろいろとチューニングの案があるのでテストを実施していき

使える結果が出たらまたご紹介したいと思います

 

 

 

 

久々のブログ更新となりました

3月はたくさんの車検があったりで改造やメンテナンスはいつも以上に遅れていたり

お問い合わせメールも返信できていませんが徐々に行います

 

ランクル100の1HD-FTEエンジンのチューニングとサスペンションの

煮詰めを行いたくて車両を探しておりましたら

普段からメンテナンスを行っているお客様から譲ってもらえることになりました

 

今まで作業を行う中でたくさんのアイディアもあるのですが

残念ながらお客様のランクルだとなかなか好きなようにできません

会社の車なら思う存分テストが出来るので楽しみです

  

そのランクル100ですが、88ナンバーのキャンピング車となっていました

自動車税が高いのと約20年前の車なので毎年のメンテナンスが安心なので

11ナンバーのバン登録に構造変更をぎりぎりの年度内に行いました 

   

リアシートがリクライニングするものに交換されていたので

バン用に交換するか細工をしてリクライニングさせなくする必要があります

リクライニングさせないだけではなく前に倒して折り畳み

広い荷室エリアも作らなくてはいけません

 

前には倒れるけれどリクライニングのみしないようにさせます

この点についてどうすればいいのかよく相談されますが

画像など撮っていなかったので、今回はiPhoneで撮ってみました

 

まずはリクライニングするワゴン用のヒンジに交換されている部分です

 

    

  

カバーを外します

 

    

 

この部分が後ろに回転させないようにさせる必要があります

運転席の後ろ座席だけで助手席側は簡単にボルトナットで固定が可能です

 

    

  

これ以上分解はしたくないのと車上での作業は極力避けたい

よってボルトを使用してカッチリと固定できる方法で

早くできる対策です

  

型取りした厚紙を鉄板にあてがいカットしてマーキングを入れて

溶接でストッパーを取り付けます

 

    

  

カバー類を取り付けると少し見えますがあまり気になりません

  

  

   

通常の状態にすれば目立たないレベルです

    

    

 

取り付けたストッパーはこちら

    

 

無事にバン登録が年度内にできたので一安心です

 

次回は入手したランクル100の内外装をご紹介します

 

 

 

 

ランクル定番のナックルオーバーホール

走行距離は28万キロでおそらく今回が初めてのようす

 

まずは内側のグリス状況

オイル分が混ざって泥のようには漏れ出しはいない

  

    

  

分解が進むと状態が徐々に判明していく

 

   

  

ナックルケースのスタッドボルトもサビだらけだった

 

    

 

オーナーがナックルグリスの補充を十分に入れてありますとのことで

確かにグリス分は多い

 

   

 

全体的にグリスを拭ってみる

 

   

 

構造上ナックルベアリング上には十分なグリスは行きとどかないので

このようなアウターレースになっている

 

   

 

この中に収まるベアリングはというと

上下左右で合計4個あるベアリングはすべて表面は凹凸あり

 

その中でも欠損があるベアリング

 

   

 

このベアリングはなんと他にも欠損があったのです

 

   

 

このような軽い凹凸は目立たないほどです

 

   

 

ドライブシャフトのオイルシール部接触部に出来る凹凸や

スピンドルブッシュの摩耗などがあり交換

  

続きます

 

 

 

ずいぶん前に足回りに不良箇所がありお預かりしたランクル80

駐車場へ動かす間に気になるビビリ音が聞こえる

  

インパネ付近を手で押さえてみるけれど音は変わらず

目の前を押さえると音は止まった

 

今までにもよくある社外ステアリングの取付不良

最初から装着された状態でランクルを購入した場合などは

特に意識が少なくなるので注意が必要です

  

    

  

ステアリングやボスなどに付属する六角レンチでは役不足なので

完全な作業が出来る工具を選んでから作業をしたい重要な場所

   

センターのリテーナーを押さえると音が消える

締付不足によるアルミプレート同士のビビリ音が発生していた

  

問題のボルト、よく見れば浮いていて

ステアリングを捏ねれば隙間がよく分かる

 

   

 

全部のボルトを最適な工具でしっかりと締め付けると

完全に音は消えてステアリングの揺れも無くなった

 

   

 

次に足回りの点検で、まずは試走を行ってみた

スピードが低い時はそんなに違和感が無いけれど

高くなるにつれてどこに向いて走るか分からない

 

ステアリングは持っていても平気で対向車線にすっ飛んで行く

または左側の歩道やガードレールに当たりそうになる

高速道などの移動は恐怖を超えて無理だとしか言えない

    

6インチ程のリフトアップをしているから色々と対策されているように見えるけれど

このフロントの足回りに問題がすべてある

 

     

 

リフトアップの補正という言葉をよく聞くけれど

一般的に売られているパーツを付ける行為は

単純に物理的な対策だけである

 

当たるから伸ばす、届かないから伸ばす、ズレるから調整するなど

単につじつまを合わすだけなので、最低限必要な構成部品でしか無く

決して補正とは呼べないのが現実である

 

補正とは正常な操縦性や安定性、安全性を確保するために

最適な車を作ること自体にあるはず

    

バネ付きのダンパーはステアリングがセンターに戻る事には

大きくメリットはあるけれどハンドルのブレは取れる構造ではない

バネが付く度にダンパーが必要になるのは機械の性質なので

問題が発生している車からは真っ先に取り外す

  

今回はロッドエンドのガタもあるし

S字ドラックリンクの締め付け不良も大きな原因

見た目に騙されずに点検は行いたい

    

  

   

 

以前から慢性的なナットの締付不良が行っていたように見える

 

   

  

S字ドラックリンクの場合はこのナットの締付不良が

とんでもないステアリングのガタとなる

 

その上に助手席側のエンドは特にガタが大きい

一見すると普通に見えるけれど

 

   

 

取り外してブーツを取れば中はグリスはゼロで

サビもありガタガタで隙間だらけだった

 

このフロント足回りで今まで車検をパスして来たことが謎でもある

 

   

 

車が真っ直ぐ走らないのはリフトアップしたからではなく

構造的にも正しく製作されておらず

メンテンスが出来ていない車の見極めにあります

 

そして試走しての状態が反映されていないのが最大の問題でしょう

色んな内容の問い合わせがあるけれど構造的な問題には販売店ではなく

昔から続いている通称四駆ショップへ行けば直るはずです

  

 

 

 

ランクル80最終期のマウンテンミストトーニングを全塗装

お客様の要望で色替えとなります

 

艶は少なくなってはいるけれど細かな凹凸もサビも無い外観

作業開始前の最後の姿です

 

走行距離は30万キロですがメンテナンスをしているので

まだまだ乗れます

  

   

  

ガラスもライト類もモールもすべて取り外して行きます

 

    

 

もちろんドア類も取り外して細かな所までサビの確認です

 

    

  

取り外したドアなどはすでに下地のサフェーサーまで塗装完了

 

   

   

サフェーサーを均一に研磨しやすくする為に上から薄く黒色をペイント

  

 

  

オリジナルの塗装を研磨して下地の確認と細かなキズなどを取り除きます

このとき修復歴があれば分かります

  

    

  

傷や錆の多い部分ですが四国の車両はサビも無く安心です

 

    

  

ボディモールはすべて取り外して作業です

 

    

 

特に背面スペアタイヤキャリアが付いている場所は

サビも発生しやすいので入念に確認です

  

   

 

マスキングもほぼ完成しました

 

   

  

続きます

 

 

 

この冬は四国でも昼間の気温が2℃の日もあり

今日の夕方過ぎもすでに2℃だった

 

寒くなるとよくあるトラブルで

昨年から何台も交換している箇所をご紹介

 

まずはIKZエンジンの噴射ポンプからの燃料漏れ

 

   

 

作業がしやすいようにパワステタンクを前に引き寄せ

パーツクリーナーで洗浄し

最後にFUELホースを抜いて作業を始める

 

   

 

NEセンサーはボディに付いているOリングなので

ナット締め付けても改善されず交換するしかない

  

アッパーカバーを取り外す

 

 

 

問題のOリングは亀裂とかは無く

固くなり痩せてOリングとしての役目が果たせなくなっている

 

   

 

取り外すのが固いから少し浮かしてニッパーで切断

新品と比較をしてみた

断面の丸さと直径は大きく違っている  

   

   

 

アッパーカバーも取り外すのでゴム製のパッキンも交換です

 

    

 

あと車をお預かりした際にエンジンを始動させようとすると

スターターの勢いの無さに出会う時も多い

 

毎日乗りながら少しづつの変化だと分かりにくいのかも知れない

明きからに遅いと数日中にエンジンの始動は不可能になる

原因は単純にバッテリーの問題が多い

 

HZJ70のスターターの勢いが無いので気になり点検

 

    

 

始動前に測定すると24.72Vだから

単純に1個あたり12.36Vの性能ということになり

元気の良いバッテリーからすれば大丈夫かと思うような状態

     

   

 

IGをオンにしてグローを入れると

さらに落ち込んで24Vを下回り1個単位では11.6Vとなる

 

   

 

この状態では不安なので交換

そうすればグローをONしても余裕で24Vはキープ出来る

   

新品に交換すればお客様にも分かる程

エンジンは勢いよく回転する

寒くなると特にバッテリーの状態には注意が必要です

 

 

 

お客様から譲ってもらった白色の71プラドを以前紹介したことで

愛車のトラブルで相談を頂いたお客様のプラドをお預かり

 

作業前に一緒に記念撮影

  

    

 

最初の相談はマフラー交換について

地元ではしてくれないということだったフロントパイプ

なんとか頑張ってたけれど限界らしい

 

    

 

センターパイプはミイラのように巻かれている

 

  

 

ミッションメンバーを下げたり錆びたボルトナットの処理などで

手間はかかるけれど技術的には難易度は低い

  

せっかく預けるのでこの際全体的に点検して各部のメンテナンスもとなり

エンジンルームから確認

 

   

 

しかし最初に気になる箇所発見

あるはずの無い場所にオイルで濡れていた

 

  

 

カバーをめくるとギアBOX全部にフルードが付いている

 

   

 

上の方を見てみるとホースから漏れているようだった

 

   

 

さっそくエアクリーナーBOXを外すとホースが見えた

リターンホースからの漏れているようだった

  

   

 

パワステチューブASSYがまだ購入出来る車両でも

リターンホース単品の設定は一部の車両しかない貴重なパーツ

  

最近はこのギアBOXからとタンクへ戻る2本のリターンホースからの

フルード漏れが多く発生している

購入出来ないからとあきらめること無くトヨタ純正品で

合う物を探して流用というカタチで交換がベストな選択

  

各部のメンテナンスに続きます

 

 

 

2021年の最初となるBlogとなりました

 

相変わらず仕事に追われる日々で、コロナに感染する訳にもいかず

外食にも、人混みにも行かず会社で休みも無く仕事をしております

  

そんな今年最初の写真は何にしようかと悩みましたが

驚くほど綺麗なロクマルをご紹介です

  

昭和57年式なので今年で39年となります

 

     

  

昨年偶然とも言えるような出会いで手にしたお客様

白色、丸目、標準ルーフ、ナローボディ、5速ミッション、ディーゼルで

なおかつ一番難しい塩害被害、サビの少ないロクマル

そんなのあるハズが無いと思いつつも購入前に相談を受けてアドバイス

  

ステアリングは純正OPなのか社外品なのは知らないけれど

この巻物はレトロ感もありグローブをを付けて運転したくなるようなデザイン

 

   

 

シャーシのサビは程度次第だけどボディの酷いサビはどうすることも出来ず

費用はかかるけれどレストア専門店にお願いするか、その都度修理するしかない

  

中古車があるんですけどって聞く度にまずは見に行っておいでと言っていた

そんな所まで見に行くのですか?と聞かれるけれど

真面目な顔して必ず見に行った方がいいよとしつこくアドバイス

   

そんな遠方の帰り道で期待せずに一応立ち寄ったお店で

ロクマルとの出会いがあったのでした

   

   

  

ドアの内張りもとても良い状態で保たれている

 

 

    

  

内装も我慢などする場所はどこもなく

ダッシュパネルも綺麗だし昔のオーディオも良い

 

   

 

たった一つの妥協する場所はエンジン

ディーゼルではなく、ガソリン車で2Fエンジン搭載

これ以上の車は無いだろうからエンジンは気にせず決めた方が良いとプッシュ

  

キャブ仕様なので何もせずキーを回すだけではエンジンは始動しにくい

  

   

 

キャブの液面は標準なのでフロートの動きも正常だろう

長年車庫に保管されていた割にはキャブの調子は良い

万が一の時はオーバーホールキットの在庫も数台分持っているので

キャブに関しては問題無い

  

走行11万キロと少ない走行距離

それはそれで走らなさ過ぎるもトラブルが潜んでいる

 

乗り出して2ヶ月弱で道路上で立ち往生となってしまった

あと数週間で車検時期となり預かる予定だったのに

そんな少し前にトラブル発生

    

せっかく出会ったランクルなので長く乗って欲しいものです

手に入れるのも手放さないとならない状況になったときも

それぞれに人生の転機となる事でしょう

 

 

 

今年もあっという間に1年が過ぎようとしています

コロナの感染が脅威となり社会生活も大きく変わりました

 

そんな中でも当社に足を運んでいただいたお客様

パーツを選んでいただいたお客様

信用していただきご相談をいただいたお客様

たくさんのお客様のおかげでコロナ禍の一年を乗りきることが出来ました

まことにありがとうございました

  

昨年まで毎日書いていたブログを今年は余裕のある時に書くことにしました

そうすることで作業や見積り、お問合せなどが早くなると思っておりましたが

結果はあまり変わらなかったようですので来年はもう少し増やせればと

考えております

 

ダートウエイはランクル80から始まり

ランクル100が発売された当時は高級車のイメージでしたが

100で走れる車作りを行ってきました

 

来年はもう一度ランクル100を深く掘り下げてチューニングしたいと思っています

もちろん長く乗れるよう適切なメンテナンスは重要視しています

80や70などはすでにそのままでは乗り続けられないので

ポイントを外さないメンテナンスをご提案します

 

また改造されてある車両を入手してあれこれと悩みがある車両に関しても

不安な気持ちを取り去り気持ち良く乗れるようにお手伝いします

車両により原因も違うので当社に入庫しないと答えは出せません

メールでのご相談のみではありきたりのお返事となりますが

診ていない、乗っていない車の診断を下すことは出来ません

信用できるショップさんに持って行って下さいとお返事するのが

一番の答えだと思っています

  

ランクル好き、四駆好きのお客様と来年も楽しく

気持ち良く過ごして参りたいと思います

 

来年も宜しくお願い致します

 

よいお年をお迎えください。

 

 

ダートウエイ

  生藤 秀司