ランクル80を運転中に突然マフラーから白煙が出てきたトラブル
エンジンのO/Hをして昨年納車したランクル80
エンジンのハズはないと思いつつも心配になる
その際に取り付けたタービンは純正CT26のリビルトタービン
DMや各種広告などで送ってこない名実ともに実績のある会社で
CT26の純正タービンとして製作してもらっていた
取り付ける前のリビルト済タービン
何も問題が無さそうなタービン
ランクル80の症状としてはエンジンが冷えると白煙はいったんは消える
しかしアイドリングで放置しているとだんだん白煙が出てくる
直接燃焼室にオイルが入っていたら最初から白煙も出るし
もっとオイルが燃える匂いがするはず
エキマニとタービンを降ろして確認
気になるエキマニの中はオイル分は無し
エキゾーストハウジング内はオイルで濡れている
フロントパイプにつながるパイプにもオイルあり
エキゾースト側にオイルが出てきてマフラーが熱くなり
焼けて白煙になっていると考えられる
今度は部品商さん経由で購入できるリビルトターボを入手
ジムニーのリビルトタービンを購入したときに
新品が届いた記憶のあった大阪の業者さんを指定した
すると今回も奇麗なターボが届いた
コアの再使用はコンプレッサーハウジングのみで
あとは社外新品になっているように見える
数十年の年月が経ったCT26
シャフトとメタルなど交換だけでは完全復活は出来ないということ
以前にも同じトラブルがあったのでほぼ間違いない
センターハウジング本体まで新品に交換するとなると
リビルト品として製作するのは難しくなるのだろう
今回はすべて純正ベースなのでゴムのサクションを購入
まだ購入できるものなんだとビックリ
タービン交換後は全く異常なし
コアが古いと限界はあるという勉強になったのでした
リビルトは製作したメーカーなら入手できるパーツもあるだろうけど
一般業者では入手不可能なのが多い
オルタネーター、スターター
ランクル100のステアリングラックなどは購入可能な交換部品のみでは
本体の摩耗やキズなどに影響が出てきている場合は完全な製品にはならない
それが出来るのは部品を生産しているメーカーでしかない
上記の部品と同じでタービンも安易にリビルトを考えない方が
安心度は高いと言えるでしょう