ランクル100の1FD-FTEの燃料セッティング
噴射コントロールのシステムは分かっているけれど
それをユニットとして形にできないのは
畑違いなので仕方ないとあきらめるしかなかったけれど
配線図から見えてくるのは欲しいものが手に入りそうで
期待をさせてくれるシステム
高出力ターボ用としたプログラムを要望したけれど
それがどのぐらい変わっているのか
それには試走しかかなく標準車に限りなく近い状態が分かりやすいはず
試走用には当社のランクル100で以前にサブコンでスロットルの
信号を変化させてスロコン電圧を自由に作った車両
テストを終えてそのシステムは取外し済み
ターボは純正でブーストもエアクリーナーもノーマルな車両
唯一変わっているのはマフラーのみ
仮装着だからECUには延長ハーネスを利用してハーネスもギボシ端子で
図面を見ながら何度も確認
間違いないことを確認して車両にセット
eマネージは入出力の電圧を確認するためにとりあえず装着
試走をしてみると変化なし
システムがどんな風に制御されているか想像してみる
一晩考えて大きな期待をして試してみる
その方法で改めて試走を開始
すると期待以上に走りは変化
重たいディーゼルの音から軽い加速の音に
大きく変わるのでアクセルを踏むのが面白くなる
完全停止の0~加速はUZJ100の5速AT車でタイヤが純正サイズの加速並み
瞬発力は若干負けるだろうけれどトルクの盛り上がり感は絶対に上
タービンもブーストもノーマルなのにこれだけ変われば素晴らしい
ランクル80に装着したターボを入れると相当面白い車両になるだろう
エンジンはノーマルで車重も重く
フロントも独立サスで安定したランクル100
エンジンがノーマルのままだとワクワク感というか楽しい感は味わえない
速く走るということを最優先させる訳ではないし求めてはいないけれど
安定しすぎると運転していて面白くないのは事実
エンジンはその車の性格を大きく変えるので
マンネリ化したランクル100の動きが変わると実に楽しい
今回のシステムはコネクタの延長ハーネスでセットしているので
前期のランクル100ならそのまま取り付けて自分の車で変化を味わうことが可能
逆に中期後期なら間違いなくATの異常が出る
そのぐらいガッツリと変わります
しかし完成形はあくまでターボやブーストを変えるという前提のシステムで
そのための燃料コントロール
ご自分のランクル100で試してみたいという方は
取付て走って体感してもらえるのでご相談ください