メンテナンス中のランクル７７
パワーロッキングハブからマニュアルハブへと仕様変更
ＡＩＳＩＮの文字が入ったトヨタ純正品のマニュアルハブは必須
規定トルクで締めてもコーンワッシャはしっかりと効いて締まる
マニュアルハブのコピー品では規定トルクで締めたところ
いくらでも締まり、だんだんとコーンワッシャが埋もれてしまい
最後はハブのベース部分が破断してしまう
パワーロッキングハブを取り外してベアリングを点検
まったく問題が無かったので再使用する
ベアリングをセットする前にハブ内にたっぷりとグリスを入れる
ベアリングも前のグリスを取り除いて
新品のグリスに詰め替えをしておいてからハブにセット
今回、ハブ本体はパワーロッキングハブを使うので
ロックナットに変わるリングの樹脂と電極部分を取り除いておく
ハブの調整ナットでプレロードを確認しながらベストな位置に調整して
その後電極部を取り外したリングを被せてスクリューで固定
電気的な処置も必要でハーネスを処理するよりも
簡単で確実な方法で処理
それにはハブロックコンピューターを取り去る
長年お世話になった２アクションの４ＷＤスイッチも取り外す
スイッチはメーカーオプションにあったマニュアルハブ車用の
スイッチに交換
ハブロックコンピューターを取り除いたカプラに
端子を装着して結線した純正のカプラを差し込んで完了です
雪中アタックなど前にまったく進めない状態に陥り、前進と後退を何度も繰り返すなら
スピンドルやハブＡＳＳＹからマニュアルハブ用に交換するのがベスト
普通にオフロードコースを走って遊ぶだけなら
純正のＡＩＳＩＮマニュアルハブと
ホールショットさんのスペーサーを使えばまず問題は起きない
電気処理もスマートに完全な方法でマニュアルハブ化をしています