20年前のランクルなら最終期の80や77で普通に街中も走っているし
中古車両として最近ゲットした方やこれから手に入れる人も多い
なのに三菱車が街中を走っていないのはスタイルとか性能とかの差では無く
頻繁に壊れすぎではないのかなと今振り返ると統計上そう思えてくる
今回お預かりのスペースギアは2年間で走行も多くないし特に何も問題無さそうな雰囲気だったけれど
まずフロントブレーキが重たいのでオーバーホールが必要だと判断し
一度はキャリパーを取り外したもののエアーや工具ではピストンが出てこないので
再度キャリパーを取り付け、フルードのエアー抜きまでしてブレーキを踏んでピストンを抜いたほど
なんとか抜けたピストンを見て4個とも注文
さらにブーツを取り外すとあり得ないようなサビが出てきた
シールのゴムも一部めくれているようでトラブル寸前の危険な状態
錆びて固着してボルトが回らない事が多いフロントスタビリンクもブーツ切れトラブル
回らないなら壊れないように、壊れるならすぐに交換出来るようにしてもらいたいところ
リアのスタビリンクはブーツ切れの他に曲がりもあったけれど無事に取外し
でも、反対側は回らないのでスタビ本体ごと取り外して切断
車内も広く感じるし車高もほどよく高いし
サスペンションが決まっていればとても良い車だと思うスペースギア
残念ながら各部品の交換サイクルが早い事が気になる
これからますます古くなって行くのでトラブルが発生して困る前に
早めの対応をして行くのが間違いなさそう