来店されるお客様や電話での相談を受けてるときによく聞く言葉がある

先日もいきなり切り出された言葉があった

       

「人に聞いたんだけど、こんな風になるのでは?」

「こうした方が良いと人から聞いたんだけど」

   

「はい?」

だから素直に聞き返した

「誰に聞いたの? 神様? イエス様? 陛下?」と

聞いた本人が絶対的な世界を持つ人以外なら聞く必要はない

自分で判断すべき事

それが分からないなら専門家に直接自分の環境下で意見を求めるのが筋

本物の専門家はネット上にも知り合いの中にはいない

  

教えてくれる人は誰も嘘はついていないだろう

しかし人により車により環境は変わる

ましてや判断する人の価値観もそれぞれ違う

だから一つの出来事として聞いておくぐらいしか出来ない

  

お腹が痛くて内科の先生に行く前に人に(ネットも含め)相談するなんて受診を遅めるだけのこと

症状からたぶんこれだろうと思うことはあっても100%の裏付けをとらないと診断結果は伝えない

何が潜むか分からない、よく似た症状が出てても原因は検査してから特定するモノ

    

病院に行って診察時に人に聞いたんですけど・・

と、診察前にそんな風に先生に伝えたらハイハイと軽く流されるか失礼だと思わせるかのどちらかだ

プロとはむやみやたらに知ったかぶりで答えを下さない

過去の経験や実績は何のためにあるのか?

それを元に直面する問題に当てはめて行く→小学校の上の段と下の段を線で結ぶ問題みたい

そんな事に経験は使わない

誰が考えてもそうだろうと思ってしまう事にも慎重に裏付けをとり確信が持てるまで調査をする

それが、もの知りな人とプロとの決定的な違い

   

答えばかりが世の中に情報として蔓延ってる中で

その情報に惑わされて停滞する時間がもったいない

看板を掲げてるそれぞれのプロに相談するのが最短で確実デス