今夜は気仙沼のお客様から電話があった
津波被害なんだけど軽傷だと思えるようなランクル100
長い時間をかけて程度がいい走行距離も少ないランクル100を手に入れて乗ったばかり
全損になったなら諦めもつくけれどほんの少しなら修理をして乗りたい気持ちは当たり前
ディーラーでは一台づつ被害状況を確認し修理可能と不可能に仕分けする事はない
万が一のことを考えると危険性がある水害車は一律修理不可能との判断なのもよく分かる
相談をいただいたからにはなんとか復活させたい
まずは気仙沼から四国までの陸送が問題
通常ならエンジンが掛からなければ引き受けてくれないはず
こんな時は任せろ的な熱い陸送会社の人がいてくれればいんだけど
もったいないから修理するというのではない・・ 正確にはそれが最優先じゃない
軽傷で修理が可能ならば、せっかく手にしたお気に入りの愛車を助けたい
そんな気持ちがオーナーの声から伝わってくる
仕事が忙しいからと何かのお手伝いにも行ってない
周囲を見渡せばすでに数回ボランティアに参加している人もいる
それならダートウエイで救えるランクルを修理したり
東北地方に必要な車を最低でも平常価格で届けよう!
困った時はお互い様、頼られれば断る理由など見つからない
仕事の事だと、調子の良い口調で営業してまでも仕事をさせてもらおうなどという気持ちはない
しかし助け合いなら、可能な限り喜んでさせてもらいたいもの
カッコつけじゃなくて、男として自分自身へのプライドみたいなものだろう