ちょっと前の日曜日の出来事
その前に家族連れで来店されたお客様
小学生のお子さんがクラスの数名が新型インフルエンザにかかってるからそろそろヤバイかもと話してた
普段ならいいけど日曜日なら困るよねとお母さん
熱が高いままだと脳炎が心配と言うことなので、むやみに病院に行くより確かな方法がありますよとアドバイス
救急車を呼ぶのは大げさすぎるねというお母さんに管轄地域の消防署の電話番号を教えてあげた
自分が行くから今診察可能な病院を教えて欲しいと頼めばいいよ
0119とある電話番号の下4桁、電話しにくいわーと言う言葉に
電話だけなら、スタンバイモードの救急隊はもっと重要な事故や病気の人に行ってもらえると思えば
気を遣わないで聞きやすいでしょと
そうだねとお父さん共々納得された
その後心配してた新型インフルエンザになったみたいで39℃以上の熱が続く
たまたまその日はお父さんが仕事で、お母さんは僕が伝えた消防署に電話をした
すると鳴門市の総合病院に行って下さいとのこと
念のため病院に電話をしたら小児科の先生は本日いないので他でお願いしますとのお返事
またまた電話をすれば徳島市民病院はどうですかと聞かされた
また電話をするといっぱいなのと時間が遅いのでこれ以上受け付けられませんとのお返事だった
仕方なく消防署にもう一度聞けば徳島市内南部にある病院を紹介されたとか
全然行ったこともない聞いたこともない病院、すいません行き先を教えて下さいと聞いたらしい
するとその電話に出た人は、そんな事も知らんので!と言いながら
バカにしたような言い方で場所を教え始めた
最後に左折すると聞いたときに、何か目印はありますか?との答えにパチンコ屋のところを曲がればいいから
そして、最後は分からなかったらその辺で聞いて下さいと言った
深夜に誰に聞けと言うのだろう?
そりゃ、消防署の119は場所を教える義務はないだろう
でも負担をかけないように自分で行くから診てくれる病院を教えて下さいと電話をかけているのです
そんなことも分からないのは、消防署のアナタの方です
そのお客様からは後日、こんな対応だったと僕に電話がありました
僕は、ごめんなさいと電話で謝った
いや社長に謝まることはないから気にしなでよと言われたけれど
あきれた対応に言葉が見つからない
結局、病院名を聞き電話して看護士さんに今の説明をしたそうだ
熱が高いけどうなされずぐずらず寝ている事
少しでも水分を飲んでいたこと
熱が高い=脳炎になる事はなく今の状態なら自宅で寝させてあげた方がいいよと
病院は2、3時間待ちで来院された方が調子が悪くなる可能性があるとアドバイスされたと聞いた
夜に、忙しい合間なのに心配で電話をかけるお母さんが落ち着く最適なアドバイスをする人
消防署で救急の電話を取る担当の人
同じ人でも雲泥の差だ
職業で人を判断しがちだけど
同じ職場内でも人によって大きく違いがあるのだろう
その消防署がダメなのではなくその時の担当が失格者なだけ
市民から頼られるはずが、二度と電話しませんからと言われる始末
残念な119番の対応、頼れるはずが頼れるとは限らない場所だった
いったい緊急の場合はどこに頼ればいいのか?
危機管理体制を自ら確立する事が少なからず必要なのだろう
命をかけて職務を遂行するのが嫌なら、転職をおすすめしたい