何度目かの四駆ブームが15年ほど前に始まりしばらく続いた
このカタチのサーフがモデルチェンジしてからもう12年ぐらいが経過する
夕日を浴びて色づくサーフです
当時はワインレッドのサーフが多く
街に海に溢れてた
そのブームのシンボル的なサーフが今密かにブーム
若いお客様が初めて乗る四駆だからと点検やら改造の相談に来てくれたり
当時はまだ若くて金額も高い四駆を新車で買えなかったお客様が
ある程度余裕が出来てあの頃の当時を思い出し購入したりと・・
車はCMにも影響されやすい
海辺で爽やかに撮影してこころに響く音楽とキャチコピー
車そのものよりもまずは耳から入る情報に大きく影響される
このサーフのオーナーはいつも綺麗に洗車して黒光りしている
四駆だから汚れているのがかっこいいなんてあんまり考えない
何かに当たって大きくへこんだり汚れたままになっている車はかわいそう
たかが車と思いがちだけど車もペットと何も変わらない
機械の家族のようなもの
子供の送迎や
帰省やら
旅行やら・・
車に乗っているようで実は車に乗せられている時もある
大切にしてやると大切にされるはず
事故の時、車は凶器ともなるけれど
車は自分の命をはって中の人間を守ってくれるとも考えることが出来る
車を大事にする人は車にも大事にされるはず
ある人から聞いた話
車を買う前から次は自分の意志であの車がいいやって初めて思い
それを購入して今乗ってる
もう走行は20万キロに近い走行距離
でもまだまだ乗るんだと・・
自分の車よりも他に好きな車は無いと言う
毎日そんな気持ちでステアリングを握り走ってる
手のひらから伝わる温かい気持ちは、きっと車にも伝わると信じたい
もし車に生まれて来たならその人の車になりたいもの
毎日、自分の命をかけてご主人様の安全を守りたい
車に限らず
カタチあるもの
魂を吹き込んだもの
手のぬくもりが伝わるもの
人間の命とはカタチは違うけれど
しっかりと命があると考える