今さらながら車は楽しい

機械を操作して走ったり曲がったりと

男性は特に機械物が好きだと思う

小さい頃からプラモやラジコンに興味があった人も多い

型にもこだわり年式やアイテムにもこだわる

決して新しい車と魅力が比例しないところが自分のこだわりでもある

車を磨いて美しくするのはいいけど例えば

車を降りてコンビニに入る途中にも眺めながら外観のピカピカさを見て酔うのは嫌だ

美しいのは良いことだけど小さくセコク見るんじゃなくて

もっと大きな気持ちで眺めていたい

   

そんな大切な車なのにドレスアップやチューニングをするのにピントを外れた事を言われるときがある

   ↑昨日の話

「お金がもったいないから出来るだけ安くして」

「もったいなら改造はしないほうがいいのでは?」と訪ねます

「そんなん言わんと安くしてだー」

そんなときに答える言葉は、

「ごめんなさい、うちでは出来ません! 他のお客様もみんなお金が有り余ってないのですよ

買いたい物を我慢してお金を貯めて車に使っているんです

だからそんな方々の気持ちを思うと、お金がもったいないから安くしてなんて言われて

安くしてたら他の一生懸命なお客様に失礼に当たりますから出来ません」と

それにウチは作業にかかった時間から見ると非常に安いと常々思ってます

単純に良いパーツは単価が高いと言うことです

これについては人によって意見はあるだろうけど自分が会社の代表である限り決めるのも自由なはず

   

愛犬に例えると、可愛がりもせず散歩にも連れて行かず撫でてあげることも瞳を見ることもせずに

ずっと鎖に繋げたままでほったらかし・・・

でも自分の都合の良いときにだけ番犬になって吠えろと言う飼い主

その犬が病気になって病院でお金がもったいないから安くとりあえず治してと言われるようなもの

いつも愛情を持って愛犬と接している方がその子の為にガムを一つ欲しいと来られた場合は

もちろん喜んでご販売させて頂きます

僕の言うお金とは絶対的な単価では決してありません

その方の気持ちの問題だと思います

車やペットだけでもなく子供や恋愛に関しても同じで

純粋に単純にコイツが良いって思う感情からすべてがスタートするのだと考えます

         

僕は仕事という事を儲けるためにしているのではない(生活するための最低限あればOK)

なによりも単純に車が好きだし、自然が好きだし、あちこち行くのが大好きで冒険心や夢を抱く事も大好き

会社と言う枠の中で尊敬できない上司に自分の評価をされるのがいやだった

製薬会社に勤めてる時に後輩に、先輩はサラリーマンは200%向いてないよと言われたことあったっけ・・・

だから脱サラしか生きる道はないと考えた

   

今の仕事はお客様の大切な宝物をなるべく思い道りに仕上げる事をしようと思うことでモチベーションが持続される

そんな車を預けてくれる事に感謝もする

朝から晩まで長い時間会社で過ごして普通のサラリーマンのようには行かない

例え遊びに行ってたとしても仕事の事は離れず考えることもしばしば

趣味のような生き甲斐のようなもの

でもプロだから大きな企業では許れるはずの一日終わればいいというモノはなくて結果が求められる仕事

でもそこがまたいい

  

看護士さんでも先生でもどんな職業でも同じかも知れない

でも社会にどうしても必要な仕事じゃないうちのような会社は毎日が必死だし

毎日発見もあるし出会いもある

これから未来を見たときにレールが敷かれていることもなく

バラバラになったレールすらない現実

     

だから自由に空を飛ぶことだってきっとできるはずと信じてる

弱気になって墜落する事を恐れたら何にも出来やしない

そんな心配をするなら一生懸命に飛べるように考える方が好き