宇宙開発史上、初の完全民間企業による有人宇宙船の打ち上げに成功したSpaceXのCrew Dragon、このたび地球への帰還を無事果たしました。

 

 

映像を見るかぎり、降下するカプセルに回収クルーが向かっていることから、かなり高精度で予定の着水地点に降下できたようです。
20回を数えた貨物用Dragon宇宙船の運用実績が活かされたのでしょう。

スペースシャトルが退役して10年近くかかりましたが、アメリカは宇宙への扉を再び開いたようです。
直近は帰還したカプセルを貨物用として活用(NASAが有人用カプセルとしての再利用を許可していない)することになりますが、今後は有人飛行の再利用、さらに陸上への着陸をやってのけるでしょう。

転じて日本の宇宙開発は・・・民間企業は大きな動きないですねー。
しかし、今年度は、JAXA新開発の基幹ロケット(H3ロケット)の初号機打ち上げが予定されています。
期待せずにはいられません。