松山から呉にフェリーで移動して、港を出たところに目指す施設が2つあります。

そのうち1つがココ!!!
イメージ 1

どこかっていうと、海上自衛隊の広報施設である呉資料館
通称「てつのくじら館」です。
イメージ 2

この資料館自体が、ペルシャ湾などで実施した機雷の掃海を主なテーマにしているため、のっけから機雷のオンパレードです。
イメージ 3

機雷の信管。中に薬品が入っていて、船がぶつかった衝撃で薬品が混じって起爆売る方式です。大きな船が相手だからできる方式ですねぇ。
イメージ 4

掃海艇に積まれている作業ロボット。時限式の爆薬を積むことができて、沈底機雷なども処分できるそう。
イメージ 5

ここから、1枚目の写真に納まっていた潜水艦の艦内になります。
2004年まで現役だった、ゆうしお型潜水艦の4番艦「あきしお」。
なんと、本物です(展示用に改修されているけど)。


潜水艦のトイレ。
イメージ 6

そしてシャワー。潜水艦、水は貴重品です。
イメージ 7

士官食堂。サブマリナーは艦内が狭いため、片手で
食事をとると聞きますが、このくらい広さがあれば、両手が使えそう。
イメージ 8

これ、何だかわかりますか??
正解は魚雷を艦内に運び込むためのハッチです。ここから魚雷を
斜めに、滑り込ませるように船首の魚雷発射管室に入れます。
イメージ 9

潜水艦の中枢部が「発令所」と呼ばれる一室です。この写真は、潜水艦を潜航させたり浮上させたりする、トリムタンクの制御盤。
イメージ 10

同じく、発令所の一角にある舵輪。潜水艦を上下・左右に動かすものです。
日本の潜水艦は、潜陀(上下をコントロール)と横舵(左右をコントロール)を別の乗組員が操作することになっています。

写真左のハンドルが横陀で、右のハンドルが潜陀です。
イメージ 11

最後は、潜望鏡。Nicon製です。
(防諜上の対策は行われていると思いますが)何と機能しています。呉湾内に停泊している護衛艦を見ることが出来ます。
1番と2番の2本潜望鏡が出ていますが、昼間用・夜用の違いだそうです。
イメージ 12

時間の関係で駆け足になってしまったのが残念。
説明員の人が何人かいて、色々説明してれます。すべて、自衛艦OBとのこと。
このような仕事、憧れるなぁ。

で、次に向かう先は・・・そう、あそこです。