15日、Windows Media Player10の更新プログラムが提供開始となりました。
自分は最近(ホント数日前)WMP10へのバージョンアップしたばかり。自分は
まだアップデートしていません。

で、どこで更新プログラム提供開始を知ったかと言うと皆さんご存知の
ココです。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/02/16/6492.html

実は更新プログラムのことで投稿しようと思ったのではなく、この記事に
ある一言で思い出したことがあったからです。

「デジタル著作権管理機能(DRM)」

Windows Media Player以外にもReal One等ストリームファイルを再生できる
Playerは多々ありますが、まともに著作権管理が出来るものはMicrosoftのDRM
だけと思っていました。
そんな折、本屋さんで雑誌を眺めていると、なんとこのWindows Media形式の
ファイルにかけるDRMを破るソフト(made in USA)が存在するとの事。
既にソフトの使用期限は切れているらしいが、本当に可能らしい。

どういう原理でDRMを破るのか見当もつかないけど、そもそもWindows Mediaの
DRMは一般的に言う「暗号化」とはちと違うと思います。
そんなことしたら、ストリームファイルをリアルタイムで復号化しながら、しかも
再生なんていくらPCが高性能化してるからって出来るはずない。
「DRM付きデータ」を「DRMなしデータ」へ戻すのではなく、DRM情報自体を
何らかの方法で破壊、又は無効化しているのでは?と漠然と考えてみたり・・・

もしDRMを破る技術が流出したら、今数多ISPでサービスしているストリーム配信
は大打撃でしょうね。
今のところ一度自分のPCにファイルを落としてからではないとこの「DRM破り」の
方法は使えないようですので、通常のストリーム配信だけなら大丈夫そうでなにより
です。

CCCDも下火になって(そもそも盛り上がったか?)、著作権を保護する方法論も何か変化
する時期に来ているのかも。
厳しくすると消費者離れおこすし、緩いと無法地帯になるし、案配難しいよね。