この土曜日の午前は、初台近くのスタジオにて、FAP(ザ・ファインアーツ・フィルハーモニック)さん、故湯浅先生門下の兄弟子に当たる田中さんが指揮する演奏会の管分奏。故湯浅先生門下の田中さんが指揮する演奏会の管分奏でした。



 

シューベルトのイタリア風序曲C-durは、当時ウィーンで流行したロッシーニのオペラの息づかいがそのまま感じ取れる佳作です。序奏はベートーヴェンとの折衷に聞こえますが。エロイカは何度やってもワクワクしますね。モーツァルト25番は、ホルンが萎縮せずに奏せるように。

既に田中先生での合奏を経ているということで、全体としては安定していました。

 

昨日日曜日は午前に府中へ。

 

府中市民交響楽団

 

下野先生門下の姉弟子に当たる喜古さん指揮する演奏会の合奏下振りでした。

数ある市民オーケストラの中でも技術のある楽団さんです。指揮していても、またアドヴァイス一つでも瞬時に変化がみられるので、緊張を維持しながらも楽しくリハーサルを進めさせていただいております。

グラズノフのワルツ、幾つか萌えポイントがあるのですが、今回はそこを一つ攻めてみました。あとはテンポ変化箇所のブリッジの確認等を中心に。

くるみ割り人形組曲は、フレーズの終わりから次の始まりへ飛び込まない、揃って始まることの意識を持つことを重点的に。これだけで弦楽器のフレーズ始まりに厚みが増してきました。

 

合奏指導を終えてすぐに移動、午後はポルトフィルのリハーサル。再来週はソリスト合わせになるので、この日と次回で、協奏曲以外の曲を仕上げていかねばなりません。交響曲は第1楽章を再確認。第2,3楽章は要所をつまむ形で。第4楽章はいよいよ実際のテンポに近づけて。第5楽章はまだ腰の低いところからの始まりに聞こえてしまっているので、来週の修正箇所。アンコールは要所をつまんでから通し、まだまだこれからという感じです。コッペリアは皆さんの努力の賜物、各ソロが安心して聴けるようになってきました。



あとはリハーサルが始まってから2ヶ月半、楽団全体の成長にまだ一部ついてこれてないかな?という方も見受けられるので、演奏会という対外試合の為に、また楽員のやる気を削がないよう、残りの回数でどう救い上げていくか思慮しています。

 

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当日JR山手線外回り・京浜東北線終日一部運休区間があります。蒲田には、JRでしたら品川乗り換えか川崎乗り換え、または京浜急行線(京急蒲田)にてお越しください。
 
 
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ポルトフィルハーモニー管弦楽団
第2回定期演奏会
公演日:2025年4月19日(土)
    開場17:15 開演:18:00
会場 :大田区民ホール・アプリコ大ホール
指揮 :阪本正彦
入場料:1,000円
teket:https://teket.jp/9404/44851

プログラム
・ドリーブ / バレエ音楽「コッペリア」より抜粋
・ショパン / ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
 ピアノ独奏:リード希亜奈
・チャイコフスキー / 交響曲第3番ニ長調作品29
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