昨日は東京海上フィルハーモニックオーケストラ第30回定期演奏会をすみだトリフォニーホールにて。

 

 

 
入場者数は1350人超、沢山の方々にご来場いただきました。ありがとうございました。ステージも、マーラーの時には100人あまりでしたので、ホール内はそれだけでも熱気に溢れていたと思われます。

 

 

 
11月の合宿以降からはだいぶ手応えを感じられる様になり、この日を迎えることが大変楽しみでありました。

 

 

 
G線上のアリアは、Vc.での旋律が高音ですので、2ndVn.やVa.の出し入れに気をつけて…最後の音は天上界へ還っていくように。
 
魔笛序曲は、皆さん本番は落ち着きながらも神秘的な序奏、登場人物が1人また1人と現れ物語が進む様な快適なアレグロ等々、木管のソロも素晴らしく、良いバランスでほぼ乱れる事なく演奏してくださいました。贅沢を言えば、fになると響きに重さも加わってしまうのが惜しかったかなと。
 
 

交響曲冒頭のイ音が思惑通りの響きで始まった瞬間は指揮台の上で一瞬ではありますが(浸っているヒマは無いので)幸せに感じました。僅かに温もり保つ土の上に未明の冷気が被り生じる朝靄のようなと喩えたのですが、正にそのような響きをいただきました。第二楽章では緩急自在に、第三楽章では各々ソロも良かったです。終楽章、最後までへこたれずに演奏し抜いてくださいました。

ハープには、以前「真夏の第九」でもお世話になった佐藤杏樹さんに入っていただき、大変助かりました。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

月2回の練習での大曲でもありますし、少々の事故には目をつぶりながらも?本番ならではの演奏を、皆さんが対応し創りあげてくださいました。

 

演奏メンバーのみならず、事務等スタッフの方々、当日スタッフのみの方々、また分奏等練習を見てくださった先生方に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!

 

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