日曜日の弦楽コンサートや昨日の指揮レッスン受講「死と変容」の準備等、振り返る暇がありませんでしたが、昨夜は早くに就寝、ようやく回復です。

 

7月6日は、さがみはらフィルハーモニー管弦楽団第48回定期演奏会の指揮でした。

3月から始まったリハーサルでは、今回初めてとなる「ヘルマンとドロテーア」を中心に進めてきました。決して傑作ではないと思いますが、曲の魅力、曲の中に散りばめられたシューマンの魅力を演奏メンバーが共有できてこそ、〝聴いて良かった〟演奏になるからです。

贅沢を言えば、エキストラも全員揃った状態でこの曲だけ、(さがみはらフィルの地力も勘案して)3時間詰めてリハーサルしたかったかな。

「パリ」は皆さんとは二度目になりますが、メンバーの入れ替わりも有りましたし、分奏でもニュアンスのどう揃えていくか、丁寧に。本番は、当時のパリの聴衆が喜びそうな壮大さや軽妙さを表現できたのではないかと思います。

「イタリア」は、小さな事故は散見されましたが、本番が一番華麗に弾けていたように思えます。第二楽章も静かな巡礼が少しずつ深みを帯びる様子、懐古に温かく陽が差す情景が浮かぶように演奏してくださいました。第三楽章トリオのホルン、ファゴットさん、ブラヴォーでした! まぁ、終楽章最後にティンパニが走ってしまったのはご愛嬌。

演奏メンバーは勿論のこと、分奏や合奏指導を見てくださった先生方(特に田村先生、柏木先生)にも感謝申し上げます。

楽しい本番でした!

 

翌7月7日は、午前中に府中市民交響楽団の管打分奏指導、午後に川崎市でGlanz弦楽合奏団のリハーサル、移動して夜に神奈川公会堂にて第8回定期演奏会でした。ゲストコンサートマスターとして共演してくださった上田先生からの貴重なアドバイスをメンバー皆で活かしながら、無事終えることが出来ました。上田先生、ありがとうございました! 大黒屋先生、裏方として支えてくださった新さん、皆をまとめてくださった岡本さん、参加してくださった皆様、ご来場いただきました皆様に御礼申し上げます。

今回は夜しか会場が確保出来ず、午後は別会場でのリハーサルでしたが、恐れず振幅のある演奏をお届けできたのではないかと思っています。

いやぁ、改めてシューベルト、良い曲だなぁ!

ブルックナーの間奏曲は初めてでしたが、最後のリハーサルの成果が表れていたように思えます。コンサートでブルックナーを指揮するのも初めてでしたが、シンフォニーへの手応えも味わうことが出来たかな。


 いよいよ次は8月のポルトフィルハーモニック管弦楽団の本番、

9月にはチャイコフスキーの交響曲第4番を振る演奏会、今月下旬からは来年1月に指揮するマーラーの交響曲第1番のリハーサルも始まります!お楽しみに♪

 

演奏会の指揮、合奏や分奏指導、室内楽指導等、日本国中呼ばれれば参ります。

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