東京音大での指揮研修も、9割がたレッスン回が終わりました。
年内最後の回では、幻想交響曲に突入。
前期にはモーツァルト39番、ブラームス4番、ベートーヴェン9番、後期はシューマン2番、リストのレ・プレリュード、ブラームス1番、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、ベルリオーズ幻想と。
ソリストを交えて協奏曲を勉強できたことは大変ありがたかったです。年明けにまだレッスンが残っているので、幻想を進められるところまでやります。
 
レッスン後はピアノの先生方を交えてお疲れ様会でした。
さて、奄美ですが…
10月から数えると計5回、11月からは二週間おきに訪れていた奄美(内1回は、自主室内楽演奏+おまけとしてオケリハーサル追加)。26日に、結成から9年となる奄美オーケストラの演奏会を無事に終えることが出来ました。
 
 
2013年の日本復帰60周年記念第九(第4楽章のみ)からのご縁からオーケストラリハーサルだけでなく観光(+おまけにリハーサル)も加えると8年間で延べ42回、奄美大島に訪れているようです。
 
 
24日に到着し、コスモス畑を見学してからホテルへチェックイン。暫し休憩並びに楽器をさらい、夜は弦の分奏指導へ。
 
 
25日は朝食前にホテルから文化センターの往復ラン。
 
午前中は楽器をさらたりゆったり過ごしたあと、昼から夜まで。まずは弦分奏、そして間にエフエムの取材のあとに管分奏、夕方から合奏。全体的にややテンポを落ち着かせて丁寧に仕上げにかかりました。ホールでのリハーサルでしたので、基本的な音色感や響きを皆で確認、表情の変化も多彩に。
 
そして26日本番当日。
この日に奄美入りの方もいらしたので、GPは軽く通すことに。前日のリハーサル終わりに「GPでは全力でなくて良いので、肝心な部分を確認するつもりできちんと」と伝えていたためか、逆に良い音が多くなり、また音楽的表現にも余裕が生まれたのが収穫でした。
本番では、ほぼGP時と変わらない良い響き、そして表情豊かな音楽空間を表出出来ているなと指揮台の上で感じていました。
 
最後まで諦めない、奄美オーケストラの皆様お一人おひとりに感謝です。当日スタッフ参加の皆様もありがとうございました。
 
 
また、今回は団員での参加コントラバスが一人だったことで、東京から芸大2年生の篠原さんをお招き致しました。ご快諾いただき演奏面でも刺激を与えてくださった上に、奄美も好きになってくださったようです。ありがとうございました!
 
 
サプライズは、奄美に帰島していた元東響同僚(事務局)である豊山さんが「本番は聴けないから」と、GP時に聴きにいらしてくださったことです。お元気そうで良かった!
 
 
27日は夕方の伊丹乗り継ぎで帰京。それはまでは、メンバーの方のご案内で宇検村のシマオオタニワタリ群生地見学や、マングローブパークのグランドゴルフなどを楽しみました。やっと?観光客みたい(笑)
ありがっさまぁりょーた!
また近いうちに遊びに行きますからね!!

 
 

演奏会指揮は勿論、下振りとしての合奏指導、分奏指導等にも喜んで日本全国何処へでも伺います。
必要でしたら、PCR検査、抗原検査等も済ませて伺います!
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
阪本正彦