来年指揮する団体さんとは別に、週末に管分奏を依頼されているので、そのスコア読み。

 
決定稿ではなく、1893年ハンブルク稿(1894年ワイマール稿を含む)を使用するとのことで、違いを確認しています。マーラーが実演を経ながら改訂を重ねていった状況を想像するのも楽しいのですが、表現がより詳細に要求されるようになった決定稿でのダイナミクスも全くは無視できないなと、強く感じるようになりました。
 
依頼されている管分奏なので、実際の合奏現場での不具合修正やアンサンブル強化等でいっぱいで、そこまでの時間は取れないかとは思いますが、自身の勉強のためと留意しながら読譜しています。