秋期のレッスンでの手始めに、シューマンの交響曲第2番を選曲。シューマンの交響曲の中でも演奏頻度の少ない作品ですが、その第2楽章の主題はヴァイオリンのオーディションの課題に含まれることがあります。
 
田代先生にも〝何故シューマンの中でも難曲なのに選曲を?〟と問われましたが、難曲故にレッスンが必要であると考えたからことが一つ。もう一つは、昨年春に予定されていた湯浅先生の指揮セミナーでの課題曲の一つでもあったこと。コロナが流行し始めた矢先であったのと、先生が感染されてはと開催が見送られ、結局現在に至る迄湯浅先生による指揮セミナーは再開されていません。
 
今日は秋季に入って2回目のレッスンでした。
まずは第2楽章をみていただき、主部での細かな指示の修正、トリオのアウフタクトやテンポ設定に関しての考察など。それから第1楽章に戻り、前回の復習。気付きにもなりますが、ある動作の修正指示をいただきました。
 
実践の場は、今まで関わりのある団体の活動再開が少なく、まだまだですが、いつ呼びかけがあっても良いように、また新たな関わりからのご希望に沿えるよう準備と研鑽を重ねています。
 
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。