関わりのある複数の団体さんのリハーサルが平日や週末夜が多いため、昨年から演奏会中止や延期等で指揮の機会の殆どを失っておりまして、指揮者にとっての大事な感覚、演奏者とのコミュニケーション力の維持のためと、今春から、減収入ではありますが自腹でT音大の指揮研修講座に通っております。
オーケストラ奏者としての仕事もあるため、1回も欠かさずにとはなりませんが、今日はその3回目のレッスン。前回までに残っていたモーツァルト39番の第4楽章と、ブラームス4番の第1楽章をみていただきました。
研修講座の初めとして39番を選んだのは、序奏付きであること、3拍子系でのコミュニケーション(2台4手を相手として)を成立させること、振り無駄を無くすこと等、様々な点からでした。前回までの2回で、T先生からオペラ的な視点を沢山いただきました。今日は既に第4楽章でしたので、如何にピアノの先生方に無理なく、また良い音で音楽を共感、、演奏していただけるかを考えながら指揮してみました。指摘としては、省略していい動きがあるから、演奏者を信じて無駄を省くこと。
ブラームスでは最初の4小節がポイントに。マスクをしながら第1楽章を振り終えたあとは、やはりキツかったです。とても楽しかったですが。楽しい時間はあっという間に過ぎるもで、第1楽章前半での修正点をいただいているうちに時間切れ。来週は展開部からと第2楽章です。
オーケストラを振りたい!です。
演奏会指揮だけでなく、下振りとしての合奏指導、分奏指導等にも日本全国どこへでも伺います。必要でしたらPCRも済ませて伺います!
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
阪本正彦