昨夕は、東京音楽大学指揮研修講座のガイダンスのために池袋へ。この春から、まずは半年、最低2年は学んでいきたいと考えています。社会人のために昨年から開かれている講座なので、受講生は音楽家だけでなく、様々なご職業の方々もいらっしゃいます。その交流も楽しみの一つではあります。
 
が、今回受講参加を決断したのは、幾つか理由があります。
市民オーケストラ等リハーサルで会社施設または夜に公共施設などが使えず活動がほぼ止まっている団体様との関わりが多く、それに左程限定されない有志オーケストラとの関わりが多くない私としては、指揮する機会が激減してしまったことによる経験値不足分を補わなければいけないこと、やはり先生方からの客観的なレッスンが欠かせないこと、それは指揮振りだけでなく音楽的な解釈についてもセオリー無視の独断独善に陥らないよう気をつけねばならないことに通じます。あとは、指揮者としてのコミュニケーション力を落とさない、より良くしていくためにも、仕事が減っているからこそ、今もう一度積極的に勉強していこうと思った次第です。
 
少しずつ振る機会は回復し始めてはいますが、更に指揮者(作曲家を第一に音楽解釈、妙音を演奏者から引き出す黒子)として良い方向に向かっていきたい。また今回様々なご職業、そして音楽を愛する素晴らしい方々との交流を経て、自分も鍛えられていくことでしょう。
 
来週から早速、週一でレッスンが始まります。全ての週には出席することは、オーケストラ奏者としての仕事がありますので不可ですが、なるべく多く受講し、更に上を目指していきたいと考えています。
 
 
演奏会指揮だけでなく、合奏指導並びに分奏指導等、日本全国に参ります。大学や高校のオーケストラも大歓迎です。全国的にも平日夜のリハーサルが可能な時期になりましたら、お気軽にご相談ください。