広上先生のリハーサルは、いつもの様に様々な比喩が的を得ていて(というかイメージが掴みやすくて)面白いのですが、今回一番読みが深いなと感じたのは、矢代さんのピアノ協奏曲。ネタバレになるので、詳しくは書けませんが、広上先生にとって今回が初めてになるという矢代さんのピアノ協奏曲を、現代を見越して書かれたのではという読み込みで、作品を仕上げていかれています。私が生まれてから数年のうちに書かれた作品の時代背景からすると、戦後復興が進みゆく中で、何か違う流れ、予感を矢代さんが感じていたような気がしてなりません。
リハーサルが終わってから、暫く広上先生と指揮者についてや、今回の作品等こんなお話をしていました。
お付き合いくださり、ありがとうございました!