今週は月曜に、まず今夏で7回目となる東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「真夏の第九」の支援先である岩手県の大槌町へ、向かいました。

山田町から釜石市までの線路も復旧し、春に全線開通した三陸鉄道に乗るため、行きは盛岡・宮古経由でホテルのある浪板海岸駅まで。
駅には支援先の槌音プロジェクト代表 臺(だい)さんがおで迎えしてくださり、そのまま車で大槌町内を案内してくださりました。









震災から8年、盛り土もほぼ終わり、高い防潮堤の建設も終盤にかかっているようでした。駅周りは家は建ち始めているものの、まだ商店街と言えるような並びは無いに等しく、活気に乏しいことがこれからの課題のようです。
昨年オープンしたコミュニティーセンターには人が集まるようになったとのことで、ここから発信出来るものが重要になってくると思われます。
翌日も午前中は臺さんのご案内で、今となっては人が住む中心部となった町の奥側へ。まだ入居者の残る仮設住宅はそのままです。津波によって、住む地域と商業地域とに分断された格好となり、高齢者の方々にとっては移動手段の確保は、最初の大槌訪問で申し上げたように、欠かせません。
槌音プロジェクトも、未来に向けて、現実を受け止めながら次の段階へとステップアップしていくようです。
その先を共に見つめながら、今夏のチャリティーコンサートに挑みます。
チケット売り出しも、もう間も無くです。
どうぞよろしくお願い致します。