スコア読みに疲れた時には眠るか読書。
読まねば(目を通さなければ)いけない書物がまだまだ沢山有るのですが…
 
年末から読んでいた「手塚治虫エッセイ集成 ルーツと音楽」(立東舎)、先日ようやく読了。










SF作家仲間の話や絵本作家の話、未来の予想、そして音楽の話等盛り沢山。特に未来の予想では、科学発展からの社会の世相を見渡していて、的確に30〜40年後を見通していらしたのだなと驚嘆。音楽の項では、チャイコフスキー好きが、どのようにしてブラームス好きに変遷していったのか、また作曲家の背景にも精通されていて、音楽だけでなく手塚さんの知識に対する奥深さ、そしてそれが創造力への源泉であったのだろうと感じられました。
で、今は同じエッセイ集成の「ぼくの旅行記」を読んでいます。