指揮研究科 最終授業の聴講でした。
研究生、聴講生含めて第三楽章を5時間の間にほぼ三巡、下野先生の渾身のご指導でした。
この二年間で、主にハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのお三方(交響曲)、そしてシューベルト、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームス、ドヴォルザーク、ストラヴィンスキー等多岐に渡り授業で扱ってくださいました。
若い人たちと共に、今後の指揮活動に必要不可欠なことを沢山学びました。
最後は、未完の作品に触れることで、まだまだ自分たちも未完で有ることを忘れるなとのご教示でした。
研究生、聴講生お一人お一人に、これからの課題・指針を示し、且つ誰かのブルックナーを聴いているのではなく、ブルックナーの9番が5時間流れていた、そんな最後のレッスンでした!