震災から6年目を迎える3.11を目前に、5度目の大槌町訪問、まずは隣町の山田町の釜揚げ屋さん(パティスリーKawasaiさんの隣?)にて昼食。

初めて牡蠣の天ぷらを食しました!美味!

このあと、震災から6年目の3.11を目前としてお忙しい中、「真夏の第九」が支援する「槌音プロジェクト」代表の臺さんに、5度目の訪問となる大槌町を案内していただきました。

2年前の初訪問時は、震災から4年目でまだこうなのかとの思いが強くありましたが、この2年間での変化にはようやくここまでと、感じました。が、やはり、6年にして、まだここまでなのです。

線路の整備はかなり進み、あとは大槌町内の鉄橋復元ですが、かなり長い鉄橋なので、これに時間が掛かるであろうとのこと。

 

吹奏楽ではライバル同士という、お隣の山田町も案内していただきましたが、商業地区再生が進み、町自体に活気を感じられました。幹線道路沿いに、地物を扱う「道の駅」がある事も強みのようです。

 

大槌町は、震災以降大槌・小槌共に川沿い奥に住宅地が広がり、そこから町が再生していく過程にあるようです。嵩上げの済んだ海沿いの商業地区にどれだけ店舗や人が戻ってくるか、また外からの人を呼べるようなイベントや商業施設等が、今後の課題でしょうか。

城山には震災津波による物故者の納骨堂が新しく建てられていました。城山から見下ろす風景もだいぶ変わりました。今夜のニュースでも取り上げられていた真ん中にぽつんと残る被災した町役場を除いては。。。

此処では書き記すことは出来ませんが、それでも様々な事が良い方向へ動き出しているのだと信じたいです。

 

そこに生きる人々が、希望と活気を取り戻し、若者が働ける場を再生するにはどうしたらよいか、音楽の役割とは何か、どんなホールが必要なのか等、夕食時に臺さんと語らいました。

 
3.11を前にしているからでしょう、当時の事も改めて沢山お話してくださいました。
臺さん、ありがとうございました!

 

 

今夏で第5回となる東日本大震災復興支援チャリティーコンサート「真夏の第九」の演奏会(8月20日、渋谷さくらホール)にも子どもたちを大槌町から招待してあげたいけれども、現状では2泊3日(移動だけで半日掛かります)として1人につき5万円は掛かります。3〜5人を考えていますが、こればかりは協賛を募らないと難しい。。。