離婚専門行政書士の事件簿 ファイル1 | 「あなたの安心がここにある」離婚相談専門事務所 離婚のDirekto 

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みなさんこんにちは。「世界どこでも離婚相談」
離婚専門行政書士 林 炳大です。なぜ、離婚専門行政書士なのかはこちらの記事をどうぞ。

 さて、今回から不定期で、今まで受けてきた相談から、印象に残った事件を紹介していきたいとおもいます。ただ、離婚問題は凄くプライベートな問題なので、かなり内容を修正してお話をさせて頂きます。

 離婚相談を初めて初期のころ、「えええー」と言いたくなる相談がありました。

 

パソコンと仕事

 


 相談者は奥さんだったのですが、ご主人が

「慰謝料なんてとんでもない。」
「養育費は1円も払わない」
「子どもの面会は俺が合いたい時に合わせろ。会う時の費用は全て親権者であるお前が払え」


 何とも、むちゃな要求ですが、更に相手のお母さんも出てきて、「息子の要求は世間一般ではあたり間の話」と言い始め、揚句、相談者である奥さん、つまりお嫁さんに対して、

「こんな常識のない人は初めてです。こちらは弁護士を用意します。」

と言いだしました。


 私自身は、最初離婚にあたっての条件を書面にまとめ、相手と話をする際のアドバイスや、カウンセリングによるケアをしていたのですが、最終的にどうなった思いますか。

 結局、相手方が弁護士を立て、調停が申し立てられたのですが、何と相手の弁護士が「養育費はゼロで、面会権だけ主張するのは難しい」と夫と、母親を説得してくれて、最終的には、しっかりと養育費の支払いと、面会の回数を設定することができました。

 世の中「ゴネ得」と言うのがあると言いますが、さすがに、これは無茶ですよね。