褒めてくれる人より叱ってくれる人
社会人になってからかれこれウン十年
振り返ってみると褒めてくれた人より
叱ってくれた人のほうがすごく覚えていて
その教訓が今の自分にいかされている気がする。
叱られたときはショックで、その人に対して多少嫌悪感を抱いたかもしれないが、今思うと叱ってくれた「おかげ」で、ありがたい。上司はもちろん、お客様や取引先の人までも本気で叱ってくれたことは教訓となっている。
今では自分が、社員はもちろん取引先やクライアントの社員の方にまでも叱ることも度々あるが、「叱る」ということはかなり叱る方もダメージがあるということだ。過去に、自分のことを叱ってくれた人に改めて感謝だ。
叱らないで、優しく諭してあげればいい、という意見もあるだろうが、相手のことを親身になって考えて、相手のこれからを期待するなら「叱る」はず。相手がどうでもいい対象であれば、わざわざ自分にダメージを与えてまで叱らない。
今の世の中、「叱る」と、パワハラだとか言われるから、嫌われるのが嫌、という風潮が強いのか、部下とかを叱るという状況を見なくなった。これでは皆、孤立していくような気がするのは私だけだろうか?