高齢者の脳の習性を考えた広告作り
先日、新聞がシニア世代のセグメントメディア化しているという話題を書かせていただきました。
で、今回はシニアに向けての広告作りについて脳科学的な視点で書きます。
私たちの脳は、人類誕生以来形成されてきた脳の働きとともに、性別や年齢によっても習性が異なる傾向があります。脳科学マーケティングの中では、男性脳、女性脳、母親脳、高齢脳という分け方がされていて、それぞれ、傾向というか習性があります。詳しくは、「マーケターの知らない95%」(A・K・プラディーブ著 阪急コミュニケーションズ刊)をご一読いただきたい。
さて、脳科学を踏まえて高齢者に向けての広告はどう制作すべきか、
以下がポイントになります。
① ネガティブよりポジティブなアプローチ
(高齢者の偏桃体はポジティブなものしか活性化しない)
② デザインはスッキリとシンプルに (余白を恐れない)
③ できるだけ否定コピーは使わない
(ex.「この商品には有害なものは入っていません」など)
④ 伝えたいことは繰り返し伝える (主張したいことは何度も繰り返す)
⑤ 高齢者の集中力・忍耐力を見くびらない (関心を持てば長文も読む忍耐力がある)
この5つのポイントを頭に入れて
シニア向け原稿は作りましょう!
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