ハードル高い?紙媒体(その4) |  通販広告心理学 通販広告は奥が深いなぁ~

ハードル高い?紙媒体(その4)

今日もご来訪ありがとうございます。

今回は、紙の費用対効果って
見えにくくない?に答えます。

ネットだけでやっている場合は、
受注もほぼネットでしょうから、数値を把握しやすいはず。
また、クリック数や表示などの数値が一目瞭然。
しかし、紙の場合は、受注経路が
電話・ハガキ・ネットと多岐にわたります。
電話受注の場合お客様が答えてくれないことも多い。
また、チラシを見て→ネット検索して→ECサイトから
注文なんてことも多いのです。

また、紙媒体の場合は、どれだけ広告を見てくれたか、
というデータは入手できません。
最終的にどれだけ受注したか、
それしか効果を測るものはありません。

こうやってみると紙媒体は投資行為に対して
得られるものが少ないような気がします。
が、費用対効果というのは、
広告投資に対してどれだけ売れたか、です。
どれだけ見てくれた、というデータは売上ではありません。
知らせることが使命の一般広告に対して、
通販広告はモノ・サービスが売れないと意味がないのです。

もちろんデータは価値あるものですが、
それを費用対効果として捉え、満足していてはいけません。

紙媒体の広告の効果判断は、
受注経路が多岐にわたるため、
想像力と仮説をもって行わないといけません。
紙の広告展開により、
ネットからの受注も変化しているのでは?と
診る視点も必要です。