こんな商品は通販で失敗しやすい
20年近くいろんな商品のリアル通販に携わってきましたが
リアル通販でこれは“実は売りにくい”というものが大きく2つあります。
① 認知度が低い成分をメイン訴求にした健康食品や化粧品
② 商品本来の機能に別機能を加え、別機能を特長として売るもの
① は、メインの成分に認知度がないので、
そこから説明しなくてはなりません。
人は自分の知らないものは関心をもたない傾向にありますから、
そこを乗り越えるのは至難の業。
この場合は、認知度のある成分や食べ物や植物など
引き合いに出して訴求します。
①に当てはまると考えられる場合、
どの程度その成分についてターゲットの認知があるか、
というのをしっかり把握しておくべきです。
意外と認知率は低いものです。
①のような商品を通販で販売する場合は、
セグメント媒体から実施していくのがよいでしょう。
②の商品はわかりにくいと思いますので、
具体例でお話ししましょう。ある通販化粧品会社さんが
美白もできるファンデーションを発売するということで
制作のお手伝いをしました。その会社の担当の方は、
今まで売れているファンデーションに、
さらに美白機能(メラニンの生成を抑える)も付け加えた新商品は、
絶対ヒットすると信じていました。一見売れそうな感じしませんか?
当初私もそう期待していましたが、制作を始めてみると、
だんだんこの美白機能って必要?と感じてきました。
ファンデーションはシミやくすみをカバーして肌を美しく見せるもの。
そこに美白機能は果たして必要なのか?ということです。
そのあたり不安を抱えながらも、
製品訴求ポイントをメインに打ち出して広告テストしましたが、
結果惨敗。やはり、本来人がその商品に求める機能より、
付け加えた他の機能を立たせたものは売れないのです。
②の場合は、本来の機能訴求を弱めないようにするのがポイント。
① も②も人の関心・思考・習性などを把握しておくことが
大事ということがわかります。