顧客視点で |  通販広告心理学 通販広告は奥が深いなぁ~

顧客視点で

ある健食通販の会社さんで、ここ数年売上げが伸びず、

打つ広告もレスポンスがかなり落ちてきているということで、

弊社に相談がありました。

現状のレスポンスの悪さが、

その広告の痛々しいくらいのオファーからも察知できます。

今までの定価3000円以上するお試し商品を


8割引きくらいの価格で売っているのです。

それでも、レスポンスは満足いくほどではないようでした。

以前はこのお試しセットを半額で提供していたのですが、

さらに値引きしてという状況なのでしょう。


私からもいろいろアドバイスはさせていただきましたが、

最終的に先方が取られた手段は「3000円以上するお試しセット」を

ついには無料にする、ということ。

本品がかなり高い金額設定でもあり、

無料でレスポンスは取れたとしても、引き上げは果たして・・・。

私的には納得いく方法ではありません。


無料オファーは、以下の場合に採用すべきかと思います。

とにかく競合商品とのシェア争いに勝つ

試してもらわないとわからない商品。

試してもらえばかなりの確率で本品誘導できる。

また、とにかくリストを集めて、他商品を販売する。 


①は販売戦略的なもの。ただ、企業側にかなりの資金的、

マンパワー的な余力がないといけません。

②は商品特徴が起因する理由で、

試してもらったら買ってもらえる可能性が非常に高いものです。

③は、品揃えが必要です。


ただ、以上の話は企業側からの理由付けによるもの。

顧客視点で考えたらどうでしょう?

無料なら欲しいものかどうか。

また、見込み顧客が無料の意図をはっきり意識できるかどうか?

その無料の商品が、お金を出していい、と思えるくらいのものか。


とにかく、売り手視点になりやすいところを、

顧客視点で見るようにしてみましょう。