商品を売るということ
私が通販というビジネスに携わるきっかけになったのは
ある健康食品のプロモーションビデオ制作の仕事だった。
当時まだその商品は通販を展開しておらず、
店舗や紹介販売でやっていた。
初めてその商品の説明を受けた時、
これはすばらしい商品だと思った。
プロモーションビデオを製作したのち、
雑誌で広告してみませんか?と話したらOKが出て、
急遽広告を作成してアンアンに出した。
アンアン発売後、その会社の郵便受けは
ハガキが入りきらない状態が1週間ほど続いた。そこからだ。
でも、当時は通販をやっているというより、
とにかくその商品を広めたいという一心だったように思う。
たぶんその会社の人より、その商品についての知識が深かった。
体験者へのインタビューを通して、使用者の声も誰よりも多く
聞いていたからだ。
それが通販広告を作る上でとても強みになった。
通販広告を制作する時、理論がどうの、テクニックがどうの、
というのもあるが、
ベースはその商品をどれだけ好きで、いいと信じているか、
多少欠点はあるが、
こんなにいいんです、と思って語れるかだと思う。
そこから始まらないといけない。
その商品の特徴はもちろん、それを求める人たちのこと、
そこへの共感が必要だ。
その共感がなければ刺さる言葉が生まれない。