大企業の通販広告と中小企業の通販広告
先日、ある会社の通販部の担当者が、
サントリーの通販チラシを参考にと持ってきた
彼はサントリーのような広告をいい広告と勘違いしているようで
そうしたのだろう。
通販広告をよく知っている人なら、
この手の広告を中小企業やっても
反響が薄いこととは常識だからやらない。
大企業だからできることがあるわけで、
これを中小がやってはいけない。
広告には2種類あって、売るための広告と、
何かを伝える広告がある。
広告に携わる人の多くは、
何かを伝える広告をやりたくて広告の仕事をしている。
だから、売る広告は、「汚れ」というらしい。
事実、通販広告の多くは、文字が多くて、
なんかベタな感じがするものが多い。
イメージ広告なんか、写真1枚に1コピーでカッコ良く、
きれいにまとめる。
しかし、難しいのは通販広告で、
10年くらい経験のあるデザイナーもほとんど作れない。
通販広告は緻密な設計が必要で、
単なる感覚では作れないのだ。
大企業の人や大企業の広告制作に携わる人はカッコいい、
きれいなモノをやりたがる。
大手代理店のクリエーティブの人間は
○○広告賞に入選することが目的で、
商品が売れようが売れまいが本心関係ないみたいな人も多いようだ。
だから「汚れ」はやりたくないわけだ。
普通の広告は100人いたら、その100人に伝えようとするが、
通販広告は、
100人のうちで1人でも商品を買ってくれたらいいのだ。
だから100人に読ませるようなものはいらない。
1人が買ってくれるようなものを作るのだ。