全国約38万地点の標準宅地1平方メートルあたり の平均路線価は、前年を8・0%下回る12万6000円となり、2年連続の下落となりました。下落率は前年の5・5%より拡大しており、低迷する景気を反映し た形となりました。
都道府県別の平均路線価は前年に続き、すべて下落しました。特に都市部の落ち込みが顕著で、東京では全国最大の11・3%の下落率を記録したが、地方 では下落率が縮小する傾向も出ている。圏域別の平均路線価は東京圏が9・7%減、大阪圏が8・3%減、名古屋圏は7・6%減。その他の圏域でも前年の3・ 8%減から5・9%減と下落率が拡大。下落傾向が全国的な広がりを見せていることがうかがえます。
都道府県庁所在地別の最高路線価をみると、上昇した都市は前年に続きゼロで、下落した都市は前年より6都市増え、45都市となった。東京のほか名古屋も20%以上下落し、札幌、仙台、大阪、福岡など9都市は10%以上20%未満の下落率となりました。
特に都市部は3年程前までのミニバブルで大きく上昇した分、下落率に跳ね返った形です。
皮肉にも、ミニバブルで供給過多になったオフィスの需要低下も、路線価の下落の要因になっているそうです。