レーベン 浅草 ブログ -2ページ目

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ドドドドッ!





「お姉さんっ、やっちゃいな!」





怒りに燃えるママたちが轟音とともにやって来ました。





そして、車は軍服達のバイクを次々となぎ倒していきました。





「何事じゃ?!」


暴暴は突然の出来事に驚いています。


「うるさいっ!あんたらのおかげで飲み会が台無しだってんだよ!」


プンプンのお姉さんは車から降りるなり怒鳴りつけました。


暴暴と軍服一同は。「はっ?」とあっけにとられてしまいました。


「ケンケン、パパっ、大丈夫?」


ママも車から降りて来るなり足早にケンケンたちに駆け寄りました。





「ほんとに、何なんだっ、

お前達はっ!えーい、早く片付けろっ!!」



暴暴はイライラしながら軍服たちに命令をかけました。





そこへ


ピュー、ピュー


とお姉さんが水鉄砲を放ちました。


ケンケンと遊ぶために車の中にはお酒だけではなく


オモチャも入れておいたのです。





ひるんだ軍服たちをパパが自転車で


バタバタとやっつけていきます。


「いいぞパパ!いけぇ~!」


ママも興奮して応援しています。





ケンケンもパパに続いて戦いの中に入っていきました。


武器は無いけど必死にパンチを繰り出しています。


ケンケンは軍服たちにいっぱい殴られたけど、その倍はやり返しました。


その立ち向かう姿勢にパパもママも嬉しさがこみ上げてきました。


エイヤー、バシッ、ソイヤー、バシッ、ピュー....





パパとケンケン、そしてお姉さん(?)の強さに


軍服達は逃げ出していきました。





「おのれ~」





とうとう敵は暴暴だけとなりました。





そこへお姉さん(敵国のお姫様)がパパのもとにそっと近づきました。


「スコットさん、これを使ってくださいな」


それは、姫がお守りのように大切にしている木刀でした。


パパは武道の達人でもあるのです。


祖国で姫に武道を教えているころ、パパが姫にプレゼントしたものでした。


「姫、かたじけない」


パパは少しずつ暴暴との間合いを詰めていきます。


パパの実力をよく知る暴暴は焦りはじめました。


「う~....」


「なあ、暴暴。もう勝負は着いたも同然だ。

負けを認めて軍服達と祖国へ帰れ!」




「う、うるさい!

お前みたいな者に俺様が負ける訳がないだろう」




そう言いながらも後ずさりしていきます。


するとそこに、軍服が忘れていった鉄のチェーンが落ちていました。


暴暴は「しめた!」と思いました。


「分かった。俺様の負けだな...。」


とパパに背を向けて立ち去る素振りをみせながら


チェーンを掴むと振り向きざまにパパ目がけて飛びかかりました。


パパもその瞬間はほんの少しだけ油断していました。





「ニャーっ!」

「パパっ!」

「スコットさん!」





みんなの叫び声より一瞬はやく猫ちゃんが飛び出し、暴暴の足に噛み付きました。


速度が落ち、ぐらついた暴暴めがけてパパの木刀が振り下ろされました。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「猫ちゃんありがとうね」

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戦いが終わり、

ケンケンと猫ちゃんは以前と変わらない感じで


じゃれ合っています。


「さあ、戻って飲み会の再開よっ」


お姉さんとママは


「イイ運動したから酒も美味いよっ」と言ってみんなをせかします。





「ところで、姫。これからどうするんだ」


「.,....」


「だったら、しばらく浅草にいればいい。

猫ちゃんはケンケンから離れないぞ」


「私のこと恨んでないですか?」


「いやいや、今回も結局助けてもらったし。感謝してるよ」




「さっ、姫様も早く車に乗って!」


ママが呼んでいます。


車にはみんな乗り込んでふたりを待っています。


「パパは自転車でいいわよねっ、フンッ」


ママはそういって車のドアを閉めてしまいました。


少々ヤキモチを焼いているみたいです。


────────────────────── 次回更新日:06月15日

東京メトロ銀座線「田原町」駅徒歩9分、つくばエクスプレス「浅草」駅徒歩2分
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「ウァア~!」




ケンケンは振り上げられた鎌を見て


大声をあげたまま恐怖で固まってしまいました。


絶体絶命です。





と、その時、





「ウリァ~~!ニャ~!!」





小さな影が絶叫とともに軍服を引っ掻きました。





「あんた達、もうおよしなさいな」


お姉さん(敵国のお姫様)と愛しの猫ちゃんが


もの凄い形相で暴暴達を睨みつけています。


ケンケンもパパも


とりあえず助かった安堵感と、


なぜお姉さんが?という不思議な気持ちで


その場から立ち上がることができませんでした。


「姫、何をするんですか。

もうちょっとで奴らを片付けられたんですよっ」


「うるさい!もうスコットさんに手をだすんじゃないよっ」





お姉さんはモデルルームでケンケンたちと別れてから


色々考えたのです。





猫ちゃんはケンケンと別れてからというもの
ずっと元気がないし.....。
自分の嫉妬から王国を滅ぼそうなんて考えたけど
スコットさんには罪は無いわ。
あの時の私は結婚する気なんてなかったし。
最初にスコットさんに別れを告げたのは私だもん。





そうなんです。
傷心のパパはそれもあって旅に出てママと出逢ったのでした。





「とにかく、もう引き上げるよ」

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「姫、今更そういう訳にはいきませんよ!」




「何!?」


「いずれはこの暴暴様が

王になるのだからな!

ワッハッハッ!!
こうなったら、

お前ら全員始末してやる」





ケンケンは、あのお姉さんがやっぱりイイ人だと分かって


嬉しい気持ちになると同時に


絶対に暴暴達をやっつけてやると思いました。


パパはといえば、ようやく元気も復活してきたようで、


おもむろに立ち上がると


「ありがとう、姫。とりあえず、こいつらをやっつけてから昔話でもしようか」


そう言って自転車にまたがりました。


パパは休んでいたのではなく、こっそりと自転車を修理していたのでした。


そして、その時轟音とともに赤い車がやってきました!


ケンケンの悲鳴を聞いたママは


もう居てもたってもいられなくなって


「ちょっとお姉さんっ!もっと飛ばして!!」


と酒飲みのお姉さんをけしかけて


時速200kmでやってきたのです。


さあ、いよいよ反撃の始まりです!




────────────────────── 次回更新日:06月01日

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パパは一瞬の隙をついて、


自転車に飛び乗りました。


必殺の曲芸!


軍服達を次から次へと蹴散らしました。


さすが、パパ!相変わらず本気になると強いです!


「ソレッ!エイッ!」


しかし、バタバタと敵を倒していくものの


逆に軍服の数もどんどん増えていきます。


「ワッハッハっ!お前を倒すためだ。



我々も総勢でやって来たのだよ!」


暴暴は、勝ち誇ったような笑みをうかべています。


パパは考えました。


このままでは、そのうちに花見客にまで迷惑をかけてしまう。


「ママっ、お姉さんを頼む。ケンケン、乗れ!」


パパは自転車に僕を乗せて一気に大通りに向かいました。


「何!逃げるのか。待てっ」


「ケンケン、とりあえず人が少ないところへ移動するぞ。


勝負はそこからだ!お前も戦えるか?」


「もちろんだよ!絶対負けないっ!」







案の定、暴暴を先頭に軍服の集団が追いかけて来ました。


しかし、予想に反して敵は何とオートバイでやって来ます。


しかも、弓矢や鎌など、


いくつもの武器を手にもっているではありませんか。


軍服が投げて来た鎌が頬をかすめました。


「あいつら、いつのまにオートバイを。自転車ではなかったのか....。」


敵達は自転車ではパパにかなわないので、


こっそりとオートバイを調達していたのでした。


そして、気がつけばもう、真後ろまで迫っています。





「覚悟!」






敵達は一斉に矢を放ちました。


僕らは辛うじて避けましたが、


矢のひとつが自転車のタイヤにささってしまいました。


スピードを出していたので、パパもケンケンも


もの凄い勢いで地面に叩き付けられてしまいました。






「うぅ~」







パパはフルパワーで自転車をこいでいた疲れから、なかなか起き上がれません。


こうなったら僕が戦わなきゃ!


しかし、武装した敵に対して、ケンケンは何も持っていません。


「どうした、もう終わりか!ワッハッハ!!」


暴暴は嬉しくてたまらないらしく、小躍りしています。









「まだまだっ!僕たちは負けないよ!」


ケンケンは暴暴に体当たりしようとしましたが、


軍服のひとりに軽く投げ飛ばされてしまいました。


「なあ、お前ら、最後は力が勝つのだよ。


優しさなんて、我々の国にはいらない。


そろそろ、お開きだな。


さて、この坊主から始末するとするか」


軍服のひとりが鎌を振り上げました..........





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・









~その頃、残されたママとお姉さんは......~


「もうっ、何なの。あのパンダ。ねえママ」


お姉さんはいきなり投げ飛ばされたのでプンプンカンカンです。


しかも、せっかくのお酒にもまだ手をつけていないので


超ムカついていました。


とその時、軍服達が一斉にオートバイにまたがり発進するのをママは見ました。


「ねえ、お姉さん。事情はあとで話すから、力になってくれないかしら?」


「どういうこと?」


「ん~、簡単に言うとね、あの軍服達をやっつけてほしいのよ」


お姉さんは「?」でしたが、このイライラの原因である軍服達をやっつけるのは


願ったり叶ったりです。


「よっしゃ!じゃあママ、車に戻りましょう」

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