月曜日はコンテストがありました。
コンテストって、皆さんどういうのをイメージされますか??
堅苦しい雰囲気の会場を想像されたりしますか?
ピリピリしたムード漂うイメージがありますか?
実際、そうです。
周りは全て美容師。
歳も美容歴もある程度関係ありますが、同じ技術をかけて競い合う数少ない場でもあります。
そんな中、ナツは初めてのコンテスト。
イノも3日前に急遽出ることがきまりそこから猛レッスン。
僕がアシスタントの時は100人単位で参加していた大会も今は少し人数が減っています。
現状、美容師人口が減ってますからね。
コンテストはサロンワークで使う技術に通じるものもあれば、全く使わない技術で競い合う場合もあります。
ただ、僕は全く普段のサロンワークにインプット出来ない!
とは思いません。
レッスンする過程、実践での感覚、会場での緊張感。
沢山コンテストで獲られることは数多く存在すると考えます。
結果が素晴らしかったり、悪かったりしても、そこで感じること、次に活かせれることを自分のモノに出来るかというのが根本的に重要であると思います。
今回、なんと初めて参加したナツが準優勝しました。
これは大変凄いことです。
沢山参加している中で自分の技術で成果を出す。
なかなか出来ることではありません。
よく美容師は器用だとか言われますが実際そんなことはないんですよ。
数年前、有名なサッカー元オランダ代表のセードルフが数々のタイトルを獲った際にインタビューされ彼はこう答えました。
インタビューアー
『これで沢山のタイトルを獲得されました、それにしてもあなたは何故そんな凄い才能を持っているのですか?』
セードルフ
『才能という言葉で僕を片付けないでくれ。才能よりも僕は数えきれない程の努力を毎日して来たんだ!』
ここで思うのは、彼は並外れた努力を積み重ねて来て結果を出し華々しくクローズアップされているがその過程はあまり表面化されず生まれ持った才能というイメージが先行してしまう。
美容師も少し似ていて、実際に器用な人はごく稀で器用に見えているだけであり毎日のレッスンがあってそう見えるのだということ。
それこそ職業柄、センスなど生まれ持ったものなのかもしれませんがセンスでさえ努力でカバー出来ると僕は思います。
美容師だけえなく、技術者、いや全ての職業の方の内にある過程というのを考えて見てもらえるとより深く考えれたりこれからの自分の可能性として前向きにも捉えれるのではないでしょうか。
話が少しそれましたが・・・
準優勝したナツもイノもサロンワーク終わってから何時間もレッスンし、営業開始前にもレッスンをし、良くも悪くも良い経験として自分のものになったと思います。
今回、2人ともよく頑張ったなと伝え、そして称えたいです。
トロフィーを持って1枚☆
相変わらず顔が緊張していますねww
今回は少し真面目なお話になりましたが、最後までお付き合いありがとうございました☆
