ついに、この時が来てしまいました…
小田急電鉄が公式ホームページで
ロマンスカーLSE7000形の定期運行を7月10日をもって終了、今年度中の引退予定であることが発表されました。
1980(昭和55)年に、SE車から3代目になる
ロマンスカーとしてデビュー。
実はLSEもSE3000形と同じく、国鉄東海道本線を試験走行した車両なのです。
ただ、この時は車両の最高速を試すものではなく、国鉄の直流特急型電車183系とのボギー台車の車両と小田急ロマンスカーLSE7000形の連接式車両との性能や乗り心地の比較を調べるためだったようです。
ちなみに、この時のロマンスカーLSEが東海道本線上で出した最高速度記録は、130km/h。
90年以降からは、小田急ロマンスカー伝統のカラーリングから、HiSE10000形のカラーリングに準じたものになりましたが、2007年に旧塗装が復活してからは、今日までこのカラーリングを守っています。
登場から38年間も小田急ロマンスカーの任を担ってきたLSEも、新型ロマンスカーGSE70000形の2編成目が就役するのを期に、定期運行から外れることになりました。
先代のロマンスカーNSE3100形がラストランの時は盛大にやったので、今回も盛り上げて最後の花道を飾ってほしいと思います。
そして鉄道ファンの皆様にも、鉄道会社や他の方の迷惑や支障が発生しないよう、マナーを守って節度ある行動をお願いいたします。
ロマンスカーを含めた鉄道は、公共交通機関であることを、お忘れなく。
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