アルゼンチン出身のピアニスト、マルタ・アルゲリッチさんの、1977年カナダのテレビ番組での、シューマン・リスト・ラヴェルの演奏を収録したDVD(輸入盤)が届きました。
DVDがDVD-Rだったので、軽い目眩と持つ手が震えてしまいましたが、好奇心という杖で支えられました(笑)
黒髪で艶っぽい美貌とたくましい腕で弾く、ラヴェルの水の戯れ‐Jeux d'eau(組噴水)‐は、激しさや波紋など水の動きを連想させてくれる表現力で、彼女の剛柔の指の動きや、手を交差させる場面が連続であったりと、難曲を弾きこなす技巧に魅了されました
アルバムジャケットで一目惚れしてしまった、もうひとりのピアニストは、フランスのエレーヌ・グリモーさん。
特に、ラマニノフのピアノ協奏曲でのジャケットのグリモーさんがキュート。
彼女が弾く、ラマニノフのピアノ協奏曲の映像が観たくて、クラウディオ・アバド氏が指揮する『チャイコフスキーのテンペスト、ラマニノフのピアノ協奏曲第二番ハ短調作品18、ストラヴィンスキーの火の鳥』のロシア音楽を収録した、ロシアン・ナイト(2008年)のDVDを注文☆
ラマニノフのピアノ協奏曲第二番ハ短調作品18を弾くエレーヌ・グリモーさんは、髪を後ろで束ね少し固い表情の印象…
彼女がよく弾く作品らしいですが、『作品の構造や輪郭、全曲を通した大きな起伏といったものに、最後の最後まで集中力を必要とする』らしく、強靭さと繊細さをしなやかに弾く姿が凛としています♪
演奏が終わった時のグリモーさんの表情がとても可愛くて、インタビューでのグリモーさんは、髪をほどいて、フランス美女の美貌が更に輝いてます