ロゼ:やったー!やったー!
ギル:まあ、上出来だニャ。だけど速射を使いこなせないと、そのボウガンは宝の持ち腐れだニャ。まずは反動で飛ばされないように体を鍛えないとだニャ。
ロゼ:そうね。このボウガンにそんな力が備わっていたなんて知らなかったわ。
ギル:訓練所のただ弾を撃てるだけのボウガンとは訳が違うのニャ。
ニャンたって火竜の素材を使っているからニャ。
ロゼ:火竜?って、リオレウスの事?!
ギル:そうだニャ!リオレウスだけじゃないニャ。リオレイアの素材も使ってるニャ。
ロゼ:私、名前しか聞いたことないけど、とても凶暴なモンスターだって聞いてるわ。
そんなモンスターをお母さんは倒していたのね・・・
ギル:そうだニャ。
ロゼ:でも、なんでその事を知っているの?初めて会った時だって、なんか変な感じだったけど・・・。お母さんの事、なにか知っているんじゃないの?
ギル:・・・ハンターになった今なら、教えてもいいかニャ。
僕は御主人様の母様、「デネブ」様に初めて雇ってもらったアイルーなのニャ。他の2人(獣?)は違うけどニャ。
ロゼ:な~~!
ギル:そのボウガンを作った時も一緒だったニャ。
ロゼ:そ、そうだったの!・・・お母さんは・・・『死』んじゃったの・・・?
ギル:わからないニャ。
ロゼ:なんで!一緒にいたんでしょう!
ギル:もう15年も前の話ニャ。それに、突然解雇されたニャ。
ロゼ:だけど!
ギル:すまないニャ・・・
ロゼ:・・・ごめんなさい。ギルバートが悪いわけじゃないのにね・・・
ギル:・・・元気だすニャ!あの人はそう簡単にやられる人じゃないニャ!
ロゼ:・・・そうだね。うん。ありがとう、ギルバート。村に帰ったらお母さんの話、聞かせてね。
ギル:わかったニャ。(ふぅ、危ニャかったニャ。まだ全部話すわけにはいかニャいからニャー。口が滑らニャいように気をつけニャいとニャ)
ロゼ:そうと決まれば、戻りましょう。村長に報告しに行かなきゃ。雪も降ってきたみたいだし、洞窟を抜けて行きましょう。
ギル:それがいいニャ。そうすれば髭が凍る事もないニャ。
ロゼ:あっ!雪山草み~っけ!少し採っていきましょう。
ブゥルルゥ!ブヒィィーン!(背後からドスファンゴが突進してくる)
ギル:ニャッ!御主人様!避けるニャ。
ロゼ:えっ?何?
ギル:危ニャい!!ドン!!(ロゼに突撃する)
ロゼ:きゃっ!ゴロン、ゴロン!(ギルバートを抱きながら転がる)
も~突然何なの?!・・・あれはドスファンゴ?!
ギル:また来るニャ!
ブヒィィーン!!
ロゼ:嫌ぁー!こっち来ないでー!(前転大会開始 1回目)
ブヒィィーン!!
ロゼ:イヤァー!(2回目)
ブヒィィーン!!
ロゼ:どっか行って~!(3回目)
ブヒィィーン!!
ロゼ:来ないでよ~!(4回目)
ギル:転がっててもしょうがないニャ!僕が奴の突進を止めるから、そこを狙うニャ!
ロゼ:うぅ、わかった。(転がり過ぎて雪だるま状態)
ギル:ニャニャニャーン!こっちだニャ!
ブヒィィーン!!
ギル:当たらないニャ! 御主人様、準備はいいかニャ!
ブヒィィーン!!
ロゼ:いいわよ!
ギル:ならいくのニャ!
ブヒィィーン!!
ギル:さあ来るニャ!
ドズン!(突進を正面から受け止める)
ギル:いまニャー!
ロゼ:うん! お願い!山に帰って!
カチッ、バァン!(なぜか散弾発射)
ロゼ:あれ?
ギル:いニャニャニャ!
ブウゥ・・・ ドシン、ドシン、ドシン・・・(帰っていく)
ギル:ニャ、ニャにするニャー!
ロゼ:あれれ?おかしいな?
ギル:あれれ?おかしいな?じゃないニャー!僕じゃニャかったら、冗談じゃ済まニャかったニャー!
ロゼ:ごめんなさ~い。そんなつもりじゃなかったの~。
大丈夫?怪我してない?(抱き上げる)
ギル:だ、大丈夫ニャ。(赤面)
ロゼ:よかった~。
ギル:もう降ろすニャ。恥ずかしいのニャ。
ロゼ:あら?なんで?
ギル:僕はこう見えても御主人様より長く生きてるニャ。
それにこんな所、他のアイルーに見られたりしたら、いい笑いものにされるニャ。
ロゼ:ココアちゃんが怒るのかな?
ギル:ニャッ!そ、そんニャ事ニャいニャー!
ロゼ:ならいいじゃない。今日はギルバートにいっぱい助けられたもの。そのお礼よ。
ギル:そんなお礼はいらないニャー!降ろすニャー!!
ロゼ:さあ、村に戻りましょう。
ギル:待つニャー!離すニャー!
ロゼ:いいの、いいの。
ギル:全然よくないニャー!
ロゼ:ふふふ。・・ほんと・・今日はありがとう・・・
ギル:ニャーー!!離してくれニャーー!!!