ギル:ニャーー!!離してくれニャーー!!!

ロゼ:遠慮しないの。ほら、村が見えてきたわ。

ギル:もう諦めたニャ。(ガックリ)



・・・村の入り口・・・

ココ:ウニャ、帰ってきたみたいニャン。あらあら、抱っこされてるニャン。ドスギアノスにそんな苦戦したのかニャン?

ラン:・・・・・。

ココ:まあ、御主人様に怪我はニャさそうだから、仕事はした様ニャン。

ラン:・・・・・。

ココ:だけど、本当に『あの場所』まで連れて行くニャン?

ラン:・・・『宿命』。

ココ:そうニャンだけど・・・。

ラン:・・・・・。



ロゼ:ただいま~!

ギル:・・・(ガックリ)

ココ:御主人様、おかえりニャン。

ラン:・・・・・(おじぎ)

ココ:ニャンか嬉しそうだニャ。(ギルバートが)

ギル:!!(ビクッ)

ロゼ:ちゃんとドスギアノス倒せたよ!

ココ:怪我はしなかったかニャン?(ギルバートが)

ロゼ:うん、私もギルバートもなんともないわ(散弾で撃っちゃったけど・・・)

ココ:フ~ン・・・。

ギル:!!(ビクッ、ビクッ)・・・もう降ろしてくれニャ。

ロゼ:あ~、ごめんなさい。

ココ:いいご身分ですニャー。御主人様に抱っこしてもらって帰ってくるニャンて。

ギル:こ、これには密林(旧)の滝つぼより深い訳があってだニャ・・・。

ロゼ:あっ、私、村長に狩りの報告に行ってくるね。

ギル:ニャッ、待つニャ!ココアに説明をしてほしいのニャ!

ココ:あニャたは、なにをしてるニャーン!

ラン:・・・・・(笑)。

ギル:笑い事じゃニャいニャー!ランマル!止めるニャー!

ココ:問答無用ニャン!喰らうニャ!ポイッ(小タル爆弾)。

ドカ~ン!

ギル:ニャ、ニャンでこうなるニャ~!(ガク)



・・・村長の家・・・

ロゼ:婆様~、今戻りました~!

村長:ふむ、どうじゃった、初めての狩りは?

ロゼ:はい、ギルバートのおかげでなんとかできました。

村長:そうか。山に変わりはなかったかえ?

ロゼ:帰り道にドスファンゴに襲われました。だけど、威嚇したら帰ってくれました。

村長:おお、それは助かった。ありがとうよ。

ロゼ:いいえ。これで報告終わりです。

村長:ご苦労じゃった。次の依頼が来るまで、ゆっくり休んでおくれ。

ロゼ:はい、失礼します。

村長:ふむ・・・そろそろ『時期』がくるはずなんじゃが・・・。



・・・ロゼの家・・・

ロゼ:お爺ちゃん、ただいま~!

お爺:おお、戻ったか。怪我はないか?

ロゼ:うん、大丈夫だよ。

お爺:そうか、よかった、よかった。なんせ、初めての狩りだからのう、心配しておったんじゃ。

ロゼ:ギルバートのおかげで、なんとかできたわ。

お爺:そうか、そうか。

ロゼ:そういえば、みんなは?

お爺:台所にいるんじゃないか?夕飯の支度をすると言っておったぞ。

ロゼ:え~!ご飯なら私が作るのに。ちょっと見てくる。

お爺:・・・ハンターか・・。「デネブ」よ、これからどうするつもりなのだ?・・。



・・・台所・・・

ココ:ニャーニャーニャニャーン。(歌っている)

ギル:まったく、えらい目にあったニャ。

ラン:・・・・・(笑)

ギル:止めるよう頼んだのニャ。

ラン:・・自業自得。

ギル:ウニュ。そ、そうだけどニャ・・・。

ココ:そうニャ!私たちの『使命』を忘れたかニャ!

ギル:忘れる訳ないニャ。御主人様を『あの場所』まで連れて行くのニャ。できるだけ早くニャ。

ラン:・・・・・(うなずく)

ギル:だがニャ、御主人様はハンターになったばかりだニャ。今はハンターとして実力をつける事の方が先決だニャ。

ココ:そうかもしれニャいけど・・・。ゆっくりはしてられないニャ。

ラン:・・『時期』。

ココ:そうニャン。そろそろニャン。

ギル:わかっているニャ。

ココ:次は私が行くニャン。いいよニャン。

ギル:頼んだニャ。

ラン:・・・・・



ロゼ:みんな~、ご飯の支度は私が・・・って、すごーい!これ、みんなが作ったの?

ココ:そうニャン。これくらいヌコ飯前ニャン。

ギル:それを言うなら朝飯前ニャ~・・・。

ココ:ニャンか言いまして、ギルバート・さ・ま?

ギル:ニャんでもないニャ・・・。

ロゼ:こんな豪華な料理も作れちゃうなんて、すごいね~。

ラン:・・・お祝い。

ロゼ:えっ!

ギル:そうだニャ。ハンターとして初めて狩りを成功させたお祝いニャ。

ココ:みんニャで作ったニャン。たくさん食べて早く立派ニャハンターになるニャン。

ロゼ:みんな、ありがとう!。私、いっぱい食べて、頑張るね!

ココ:その意気ニャン。次の狩りには私がついていくニャン。よろしくニャン。

ロゼ:うん。よろしくね。ココアちゃん。じゃあ、料理が冷めないうちに運んじゃいましょうか。

ココ:そうニャン。お腹すきましたニャン。

ロゼ:ランマル、運ぶの手伝ってくれない?

ラン:・・・・・(うなずき、皿を持ち上げる)

ロゼ:ランマルってあまりしゃべらないけど、なんでなの?

ラン:・・・修行中

ロゼ:ふ~ん、なんの?

ラン:・・人語の。

ロゼ:お~、なるほど。でも私の言っている事は通じてるじゃない?

ラン:完璧。・・発音が難しい。

ロゼ:なら、逆にいっぱいしゃべった方が修行になるんじゃないのかな?

ラン:・・まだ。

ロゼ:そう、残念ね。ね~、人語の修行するんだったら、いつでも言ってね。私、付き合うから。ネッ!(ウィンク)

ラン:・・・(うなずく、赤面)



ロゼ:お爺ちゃん、ご飯にしましょう。見て~、これ皆が作ってくれたのよ。私のお祝いなんですって~。

お爺:ほお、随分と豪勢じゃないか。よかったな、ロゼ。

ロゼ:うん!たくさん食べて、早く一人前のハンターにならなくちゃ。

お爺:おいおい、これを全部食べる気か?

ロゼ:そうよ?なんで?

お爺:食べすぎで倒れるぞい。

ロゼ:大丈夫よ。私の胃袋は特別製だもの。

お爺:しかしだな・・・

ロゼ:いただきま~す!

ニャンニャ~ン(三人、獣?)

ガツガツガツガツ・・・

お爺:これ!落ち着いて食わんか!まったく、若い娘が・・・そんなんじゃ嫁のもらい手がなくなるぞい。

ロゼ:ふぁにひぃってるふぉにょ(なに言ってるのよ)ゴックン。私、この村のハンターになったのよ。嫁になんか行く訳ないじゃない。

お爺:そうじゃな・・

ロゼ・そういえばギルバート。お母さんの話をしてくれる約束だったよね。