私の幼少時はプロ野球選手の名前は覚えるしかなかったです。
まだ子供だったから漢字が読めない…これは問題ではありません。
そりゃ事実は事実ですけれど、人の名前には難しい漢字以外にも、どちらでも読める例があるでしょ?
1973年に戻って、川藤幸三さんで言えば、『カワフジ』さんでも『カワトウ』さんでも読める訳で、阪神タイガース背番号4の川藤選手に限っては後者が正しいものの、実際に同じ漢字で『カワフジ』さんと読む方も居られたのです。
結局、73年から数年後に背番号の上にヘボン式ローマ字でその選手の名前がプリントされました。
これで一気に解決しましたよね!
私は当時素晴らしい考えだと感心した記憶があります。
まあ、メジャーリーグの影響であるのは言うまでもありません。
背番号と名前とを一緒に示すことで、とても親しみやすくなります。
米国は漢字の問題〜読めない、読みにくい〜とは無関係ながら、我が国にとっては大きな壁がなくなった訳です。
翻って大相撲です。
比較がよろしくない?
それは認めざるを得ないところ…。
でも、昔から私のブログを読んで下さっている方は、私が好角家であるのはよくご存じでしょう。
現在の幕ノ内力士にはさほど読みにくい四股名はありません。
が、皆無ではない。
阿武咲(おうのしょう)関は相当難しいでしょう。
数場所大相撲中継を確認していないと、頭をひねってしまう。
いや、“習熟度”にもよりますかね?
元益荒雄の阿武松親方(先代)の存在で『阿武松=おうのまつ』と認識していたので、私が迷ってのは『咲』でした。
御嶽海(みたけうみ)関にも騙されました(苦笑)
先入観から『御嶽山=おんたけさん』から類推し、“おんたけうみ”と誤読していました。
四股名は多くの場合、出身地にちなむ場合が多く、そこで大方の予想が付くと言えば付きましょう。
ただ、上記の御嶽海さんのような四股名は、耳で聞いて確認するのが必要。
また、『尊富士』関は『たけるふじ』であり、『たけふじ』は間違い。
相撲は神事だから、『尊』を『たける』を読むのは納得できます。
そう言えば、足利尊氏は『たか』でしたね。
さらに、『阿炎』を『あび』とするのも苦しい。
と言って、“あえん”では四股名になりにくいと思います。
『炎』の字を四股名に用いるのはカッコいいですが、『えん』との響きが四股名に相応しくないとでも言おうか…。
NPBの選手数と大相撲の関取数とでは比較にならぬ故、大相撲中継その他で確認しておけば、覚えるにさほど苦労は伴わないです。
まさか、廻しにヘボン式ローマ字で四股名を刺繍するなどあり得ない(苦笑)
<ÔNOSHÔ>なんてネ。
ただし、化粧まわしには堂々と横文字が入っているはず。
横書きは普通だし、大昔貴闘力関はペプシコーラの化粧廻しをされていました。
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