【絶対値( absolute value)とは】

情報処理検定の受験勉強をしていたA子さんが、「『絶対値』って、何ですかぁ」

って、質問です。

 

絶対値ってね、ちょっと、不思議な数字なんですよ、

 

 

 

 

絶対値は、中学1年生で習います。

先生が、『絶対値の練習問題だ~、』

 『こりゃ、字の練習だな』って、 プリントを配りながらおっしゃいました。



やってみたら、本当に、その通りでした。 (^_-)-☆


絶対値とは、

直線状で、「基点(起点)」から、「ある点(終点)」までの距離、を「絶対値」といいます。
 

【絶対値とは 基点から終点までの距離】

 


中学校では『符号を、取った数』と習います。(この場合の符号とは『+』や『-』)

 



『直線状で「基点」からの距離』それが絶対値ですが、方向については一切関係ありません。
上のほうにいても、下のほうにあっても、前後左右、東西南北も関係ありません。

ますますわからん????、


では、図解で、 ご説明を



ここに、マグロと飛び魚と、カレイがいます

基点『0』から、3匹は一緒に泳いでいたのですが、
速さが違うので、差がついてしまいました。

 

カレイが 『3m』 泳ぎました。
飛び魚が 『8m』 泳ぎました。
マグロが 『10m』 泳ぎました。

 

 

カレイの絶対値が『3』になります。絶対値は、| 3 |と書きます。
飛び魚の絶対値が『8』になります。絶対値は、| 8 |と書きます。
マグロの絶対値が『10』になります。絶対値は、|10|と書きます。

 

「符号を取った数」ですから、この『m』もガン無視します。

符号も何もかも取り払った数値が『絶対値』になります。


ちなみに、前述の車の場合、5.5キロ走ったとしたら、絶対値は5.5キロではなく、|5500|に、なります。
 

【方向は一切関係ありません】

しか~し、うまくいきませんでした。

カレイは急に砂に潜り込んだのです。
飛び魚は、なんと、飛び上がったのです。

お魚さんですから当たり前やけどね、

 

さぁ、困った、どうしよう、『絶対値』わからへん、


困ることはありません。
カレイが-3mの地点まで潜ったとしても、間違いなく3m進んでいるのです。
「マイナスだから進んだことにならない」、なんてことはありません。

符号を完全無視して、方向も関係なし、上下左右、東西南北どこに向かってもかまいません。
で、 カレイの進んだ距離は『-3』です。  


『-3』の絶対値は符号を取って |3| になるのです。


「カレイが潜るの深すぎない?」って、それも無視してください。
”(-“”-)”

 





飛び魚の絶対値を出すために、”ピタゴラスの原理”を使って、距離を計算します。
 

【飛び魚の進んだ距離を計算する】

カレイは真下に潜ってしまったので簡単にわかりましたが、
飛び魚は斜めに飛んでしまったので、この斜めの距離を求めなければなりません。

イラスト:ガッちゃん

 

 

★ ピタゴラスの原理とPCでべき乗計算

直角三角形の底辺の2乗高さの2乗の合計が、斜辺の2乗に等しい
という定理です



直線距離(底辺)8m
高さ7mまで飛びました。

計算してみましょう。
  直線の長さ8、高さ7、
  82+72=64+49=113

『113』は、何と何を乗じたものかを出さないといけません。パソコンで計算してみましょう。

  a×a=√113=10.6301458127346

Excelで、「べき乗」を使って計算しました。

 

絶対値は、『10.6301458127346………、』になります。
小数点第1位まで四捨五入して、距離は『10.6』と、します。

|10.6|
で、 飛び魚の絶対値は、|10.6|です。
 

 

まとめ

カレイの絶対値が| 3 |
飛び魚の絶対値が|10.6|
マグロの絶対値が|10|


ん? マグロのほうが早い?

飛び魚もマグロも速いからどちらでもいいですね、






でわ、練習問題です。 絶対値のこと、しっかり頭に入れておきましょう。

 

 

 

 

【絶対値 練習問題】

 筆記で求める方法と、
 パソコンで求める方法を書きます。

1. 筆記問題

★ 次の数の絶対値を求めよ

 







数学の先生が『字の練習だ』と、おっしゃったとおりです。
     (*’▽’)
 

 


★ 次の絶対値の質問に答えよ

 

 

 

※ 解答は、ページの一番最後



パソコンで絶対値を出す方法

 

2. パソコン問題

★ 前期売上と後期売上の差額の絶対値を求めよ


『MBS関数』を使いましょう。

前期売上と後期売上の差額を求め、絶対値にします。
増減絶対値=前期売上―後期売上 または、
増減絶対値=後期売上―前期売上
=ABS(前期売上―後期売上) と、計算をします。

 

 

引き算ばかりでなく、

=SUM(ABS(A1:A5)) 
=AVERAGE(ABS(A1:A5)) 
=COUNT(ABS(A1:A5)) 
=MAX(ABS(A1:A5)) 
=MIN(ABS(A1:A5))
     

カッコ内(A1:A5) は、適当です

それぞれ、「ABS関数」の頭に「関数」を入力します。