デジカメでコマ撮り実習の説明です。
●撮影してきた素材の不要な箇所、失敗したものを削除していきます。
すると、当然、きれいな連番ファイル(連続した番号)になっておらず、
ファイル番号が飛び飛びになってしまいます。
●一気にファイル名を変えるために、あのAdobeBridgeが活躍します。
Adobe Bridgeで画像データフォルダに移動し、全部を選択して、
ツール >「ファイル名をバッチで変更」を選択します。
きれいな連番になりました。
詳しくは
ここのブログが詳しいです。
●AfterEffectsに読み込みます。
ファイル > 読み込み > ファイル
で、上記のファイルを選び、必ずシーケンスで読み込みます。
これを連番フッテージと呼びます。
●コンポジションの設定
コンポジションとは、これから作るムービーのステージだと思ってください。
ここに、キャラクターや背景を配置していきます。
コンポジション > 新規コンポジション
640pxl、480pxl 30fps デュレーション 00:00:30:00(30秒)に設定します。
ワイド画面の場合は、960pxl、540pxl にしてください。
●連番フッテージをコンポジションにドラッグします。
この時、ファイルの大きさがコンポジションと違う場合は適時スケールしてください。
ここからが、今回の本題。
●プレビューウィンドウの「フレームレート」の値を色々変化させます。

最初は、30になっていると思います。それを、15、20、8など
プレビューしながら、最も心地良いと思った数値を決めてください。
この例では、フレームレートを10にしました。
●次に、プロジェクトウィンドウで、連番フッテージを選択します。
デュレーション(継続時間)とフレームレートを確認し、覚えておきます。
この例では、デュレーションが0:00:10:21、フレームレートが30.00fpsです。

●フッテージを選択した状態で、
ファイル > フッテージを変換 > メイン を選びます。
予測フレームレートを、上記で決定した値、10に変えます。

●すると、プロジェクトウィンドウのフッテージが
デュレーションが0:00:32:01、フレームレートが10.00fpsと変わります。
フレームレートを1/3にしたので、全体の尺が3倍になりました。

●このままですと、コンポジションの長さがたりません。
コンポジション>コンポジション設定 でコンポジションのデュレーションも調整します。
フッテージの尺が長くなった分、コンポジションの長さも同じにしてやります。

これで、ようやくレンダリングです。
●QuickTimeムービー
圧縮形式オプション を
MPEG4ビデオ チャンネルRGB、合成チャンネル(マットあり)
圧縮画質=最高画質(100) 640x480pixel
上記の設定で書き出してください。
非常に重いので、非圧縮やアニメーションでの提出は禁止です。
以上です。
それでは、来週の授業最初に提出。
その後、合評会です。