第1回 デジカメでコマドリ | ダイノサトウ MotionImage
2012-04-21 17:05:45

第1回 デジカメでコマドリ

テーマ:..2012年ブログ
デジカメでコマ撮り実習の説明です。


●撮影してきた素材の不要な箇所、失敗したものを削除していきます。

すると、当然、きれいな連番ファイル(連続した番号)になっておらず、
ファイル番号が飛び飛びになってしまいます。


●一気にファイル名を変えるために、あのAdobeBridgeが活躍します。
Adobe Bridgeで画像データフォルダに移動し、全部を選択して、

ツール >「ファイル名をバッチで変更」を選択します。
きれいな連番になりました。
詳しくはここのブログが詳しいです。


●AfterEffectsに読み込みます。
ファイル > 読み込み > ファイル
で、上記のファイルを選び、必ずシーケンスで読み込みます。
これを連番フッテージと呼びます。


●コンポジションの設定
コンポジションとは、これから作るムービーのステージだと思ってください。
ここに、キャラクターや背景を配置していきます。
コンポジション > 新規コンポジション
640pxl、480pxl 30fps デュレーション 00:00:30:00(30秒)に設定します。
ワイド画面の場合は、960pxl、540pxl にしてください。


●連番フッテージをコンポジションにドラッグします。
この時、ファイルの大きさがコンポジションと違う場合は適時スケールしてください。


ここからが、今回の本題。

●プレビューウィンドウの「フレームレート」の値を色々変化させます。
$ダイノサトウ MotionImage-プレビューウィンドウ
最初は、30になっていると思います。それを、15、20、8など
プレビューしながら、最も心地良いと思った数値を決めてください。
この例では、フレームレートを10にしました。


●次に、プロジェクトウィンドウで、連番フッテージを選択します。
デュレーション(継続時間)とフレームレートを確認し、覚えておきます。
この例では、デュレーションが0:00:10:21、フレームレートが30.00fpsです。
$ダイノサトウ MotionImage-プロジェクトウィンドウ1


●フッテージを選択した状態で、
ファイル > フッテージを変換 > メイン を選びます。
予測フレームレートを、上記で決定した値、10に変えます。
$ダイノサトウ MotionImage-フッテージを変換メイン


●すると、プロジェクトウィンドウのフッテージが
デュレーションが0:00:32:01、フレームレートが10.00fpsと変わります。
フレームレートを1/3にしたので、全体の尺が3倍になりました。
$ダイノサトウ MotionImage-プロジェクトウィンドウ2


●このままですと、コンポジションの長さがたりません。
コンポジション>コンポジション設定 
でコンポジションのデュレーションも調整します。
フッテージの尺が長くなった分、コンポジションの長さも同じにしてやります。
$ダイノサトウ MotionImage-コンポジション設定
これで、ようやくレンダリングです。


●QuickTimeムービー
 圧縮形式オプション を
 MPEG4ビデオ チャンネルRGB、合成チャンネル(マットあり)
 圧縮画質=最高画質(100)   640x480pixel

上記の設定で書き出してください。
非常に重いので、非圧縮やアニメーションでの提出は禁止です。

以上です。

それでは、来週の授業最初に提出。
その後、合評会です。