乗車口前での並び方 | たまてつ TamaTetsu

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多摩地域(東京都西部)の今と昔の鉄道写真を中心に、
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Railroads in the Westside Tokyo

 通勤帰りの高架駅、列車を待つ間に吹く風を体に受けて、今日、この秋はじめて、

「寒い」

と感じました。季節は確実に移っていますね。みなさん、風邪にご注意。


 さて、そんなローカル駅ではラッシュ時間帯でもめったに見かけませんが、都心の駅では毎日見かける光景、それは、ホームの乗車目標に向かって2列で列車を待つ人々。

 その姿は、一見、整然としているようではありますが、その実、ホームを歩く人にとっては何重にもなった障害物以外の何物でもありません。

 ホームの反対側にまで及んでいることもしばしばで、対向式ホームなら単に邪魔で済むけど、島式ホームだと、反対側にも列車は入ってくるわけで、ホーム先端付近を歩くのは、時に命がけにもなります。

 列と列の間には大きな空間があって、効率のいいようには、どうしても見えません。

 解決策としては、列の数を増やす(せめて4列)、ホーム長手方向に沿って並ぶ、という方法があると思いますが、誘導する人がいないと、どうにもなりません。せめて、並ぶ方向を示す線をホーム上に引くくらいはしてほしいんですけどね。


 そういえば、関西の駅では、列車から降りる人がいなくなるのを待って乗車する、という習慣がなく、列車が着いて扉が開くや否や、車内めがけて突進する、と聞きましたが、本当でしょうか。

 だとすると、ホーム上で整然と並ぶ、という姿は、関東だけに存在する「特異な」光景なのかもしれませんね。