飽きる条件 | 取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

取り敢えず与太話 FTMアスペルガー児のぼくがホザくんだし…

日々感じた事や、兎に角伝えるべきセリフを文字にして発信。皆を傷つける事は極力避けながら、周囲と幅広く関わりを持って行こうと望むぼくの記録。イマジネイション有り余る限り性を出します!

昨日迄飽和状態だった。同作業に傾倒の余り、そのタイミングは来るべくして来たろうか。実に呆気無かった。

 

ぼくは作業所で新たな織作品を手掛けている。然し、他作品である絵画は今も手着かず。ぼくを呼び戻そうと、その絵は催促の合図を徐々に送り続けていたのかもしれない。出来上がってしまえば、'肩の荷が下りる'だけ。

 

織・絵画、そして先月完成したウクレレ共に、作品なるは'商品を多数造る工場機械'と違い、'人の手が生み出す'から、同じ物は2つと出来ない。今の気持ちを只管思った侭に注ぎ込むから、独創性が形や線等に表れる。

 

端糸は本来捨て去ってしまうが、ぼくは貧乏性から他作品や自分の前作より譲り受ける。糸のリレー感覚より、勿体無いからやっている。正規の手法よりも、時間も目も使い、疲労が溜まり易い。細かさは誰より自覚の上。

 

始めた時は著しかったが、4年目の現在も偶に接ぎ損じて隙間を作る。正規の方法では気にも留めない事さえ多々起こるだろう。作品を手掛ける以上、仕様がないで済ますのも手だが、ぼくは余計な無駄も見過ごさない。

 

改めて考える、芸術とは何か? ぼくは作品を生むだけの無機質な物体に偏り過ぎていないか? 楽しければ、それだけが気力になるも、今や生む楽しみの他に、更なる気力は必要か? おれも年を食った事、今どうでもいい。

 

生産効率の一部品になって、馬車馬同然に昼も夜も無く、飲まず食わずの不眠不休で24時間365・6日フル稼働できる筈がない。我ら生き物、休む時はリフレッシュが必要だから。今日はユックリ休んで、明日再び歩き出そう。