一見、何ら無関係に思えると言っても仕方ない。が、全ては繋がりの糸(意図)。
受験戦争最盛期時代、ぼくは独り、レッツ&ゴーWGP編に填まり直していた。
予備校で再会する在りし日の同級生、高校時代現役の同級生。青春の交差。
だからと言い難いが、世界的視野の広がりをぼくは感じた。空間の共有。
ぼくは其の時、レッツ&ゴーと云う作品を未成年のバイブルと実感した。
駆け抜ける青春期をミニ四駆なる個体に例え、人はまるでレースマシン同然!!人生は競争社会の中で生きる。苦しみ、葛藤、人間関係…様々な障害物に揉まれ強くなったり凹んだり。神様の用意したサーキットコースへ並ばされ、順位を競う。そんなの解ってようも、ぼくはドロップアウトした身。他は皆、敵ばかり。
其れでも独りボッチだと、成長要素が無くなる。思い知らされた関係の重要性。
ライバルの存在が、伸び代に大きく繋げてくれる。何よりも彼の兄弟が証拠。
競い合っては、互いを支え合う大切な存在がいてこそ。友人・家族・親戚等々。
然るに昨今、コミュニティーが廃れつつある事に、ぼくは心の底から寂しく思う。
イジメ・虐待・ネグレクト…。人間の体たらくが否めぬ今日この頃。昔からか…?
衝突を避けては人間関係を強化出来ない。だからと言って、トバッチリは…。
戦争は何も生まず、損なうだけ。正に百害あって一利無しの典型的な例え。
世界の皆が手を取り合い、助け合いのコミュニティーを永遠に作っていきたい。
切欠さえあれば、絆が生まれる。何でも構わない。ぼくは其の芽を育もう。